★ギターケーブル(ギターシールド)の定番、ベルデン(Belden)9395
このケーブル、Belden 9395は、ギター用ケーブル(ギターシールド)として、べルデンの定番のものですので、ここに発表したいと思います。
我々は音楽ファンですから、音の泥沼などに足を取られて試行錯誤に人生の大半の時間を奪われるよりは、ギターの音を奏でるくらいの事でしたら、本当に信頼できるケーブル(シールド)が1種類か2種類あって、満足できるのが理想だと考えております。
それには、世界でも最高峰のケーブル、数々の名ギタリスト達が魅了されてきた音のギターケーブル(ギターシールド)こそを、最初に、使ってください。
それも、この、べルデン9395、ギターケーブル(ギターシールド)です。
オーディオと違って、ギターには色々な音色があっていいですし、音楽によって、音が合う合わない等の問題が発生します。
この9395ギターケーブル(ギターシールド)は、線材の太さは18GAと最も太くなっております。
★9395のギターケーブル(ギターシールド)の音色
9395のギターケーブル(ギターシールド)の場合には、太い音になります。ガッツのある音で、ディストーション、オーバードライブなど、歪系の音色に特に向くでしょう。
さて、プラグです。まず、ベルデン 8412ケーブルとノイトリックプラグの組み合わせ、それをベストケーブルとして使用していた米国の伝説的ミュージシャンは、数知れないと思います。それはギターケーブル(ギターシールド)の場合には、フォーンプラグという形で行われていたものです。
ノイトリックプラグの水晶のような、汚れを知らない転送能力と、ベルデン 8412の極限的なフラットが、ベストマッチであり、音をダイレクトに伝えていたから、彼らが愛用していたに、他なりません。本来の音をゆがめる種類のも のは、音楽用途になりますと、二流、又は三流の位置に甘んじています。
ただし、ギターケーブル(ギターシールド)の場合には、事情が違ってきます。プラグの個性=音の個性になります。
オーディオは周波数特性もフラットで、なおかつ、音色を変えてはいけませんが、ギターケーブル(ギターシールド)では、それが、「あり」なのです。
したがって、ここでは、名ギタリスト達が好んで使ったスイッチクラフトのフォンプラグも、ギターケーブル(ギターシールド)専用として、ご用意致しました。
■Belden社の歴史と8412
ベルデン(Belden)8412を知る事は、ベルデン(Belden)9395ギターケーブル(ギターシールド)を知る事にもなりますので、まずは、8412の歴史に触れます。
Belden社の歴史については、1900年頃、つまりウェスタンエレクトリック社がスタートした時期と、ほぼ同時期か、それより少し遅れて始まっています。ベルデン 8412がいつ頃から存在していたのかを、米国ベルデン社に問い合わせをしたことがありました。その返答は、「8412がいつ頃からあったのか、我々も知らないほど、それほど古くから存在している。」という返答でした。ある米国のエンジニアのかたは、Belden 8412は、あまりにも長く米国のスタンダードだったので、他のケーブルを使うときには、それなりに考慮しなくてはならないと証言されています。あまりにも長くスタンダードだったということは、放送局から流れてくる音すら、ハリウッド映画の音すら、Belden 8412的な音であることを意味しています。それがBelden 8412の正体です。だからといってそれが一番良いかどうかは別ですが、米国音楽、ジャズ、映画などを再生するには、ベルデン 8412こそ最良の一品であることは確かです。
そういうわけで、このギターケーブル(ギターシールド)の、9395も、8412を基礎としているからこそ、非常に優れたギターケーブル(ギターシールド)になっているのだ、という事に注目して下さい。
★ノイトリックの軍用プラグ詐欺についてのご注意
「ミルスペック」という言葉に要注意!ギターケーブルに非メッキ真鍮のプラグなど存在しません!
音の泥沼に陥るだけですので、要注意です。
ノイトリックプラグは、世界でも最も素直で美しい音色を出してくれる逸品であり、代わりになるプラグはまず無いと言えるほどのものなのですが、ノイトリックでも絶対に使ってはならないプラグを書いておきます。型番は、NP2CM-B、というプラグで、これは軍用のデーター転送用のプラグになり、そもそもアナログ信号を通す事が目的ではないプラグになります。真鍮である事から、あちこちで、心ない詐欺的な業者が扱っておりますが、こればかりは、ノイトリック社がギター用との互換性はないと言っている通り、周波数特 性が無茶苦茶になるプラグであったと証言致します。最も美しい音色を奏でるプラグは、ノイトリックの金メッキのTSフォンになります。
なお、下記のものが、その詐欺プラグになりますので、記憶されておかれるといいでしょう。
★ミリタリースペック(軍用スペック)を略して、ミルスペック(MIL スペック)と言います。ギターケーブル(ギターシールド)には、とても使えないものですので、厳重に注意されて下さい。
★上の写真のプラグは軍用のデーター転送用プラグであり、音楽用ではありませんので、ご注意下さい。これほど程度の低い詐欺がまかり通るのは、音楽界くらいでしょう。このプラグばかりは、ギターケーブル(ギターシールド)に使ったら最後、周波数特性が無茶苦茶になります。
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これより先は、「お客様の声」とします。
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Aさんのコメント: べルデン9395で、解像度も鮮明さも、格段に良い音になった!
【お礼】
プロケーブル 様
お世話になっております。○○と申します。
購入させていただいたギターケーブル BELDEN 9395 w/TSフォンを早速スタジオで試しました。
今まで○○○ターケーブル ROCKを使っていたのですが
音の解像度というかクリアーさ?鮮明さ?があり、格段にいい音になりました。
的確な表現が浮かびませんがとにかく満足しています!
先ずは、お礼を申し上げたくメールしました。
また、スピーカーケーブルについて相談があります。
ギターアンプMarshall 2203 JCM800 1987年製を使用しています。
スピーカーキャビネットはスタジオやライブハウスにある Marshall 1960Aを使用します。
http://www.marshallamps.jp/jcm800.html
スピーカーケーブルもそこで使っている物を使用していましたが、今後持参しようかと考えています。
お勧め等アドバイスをいただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
○○○○
090-○○○○-○○○○
プロケーブル注:)ギターアンプなどは、ブースで使う事が多いため、100V電源で使う
かたが多いのではないでしょうか。プロのかたもそうだと思います。
その場合のスピーカーケーブルのベストケーブルは、迷う事なく、WEにしてください。
復刻版もほとんど同じ音ですので、復刻版でもいいです。
ワット数の大きいギターアンプ、ベースアンプは、WE14GA、100Wくらいなら、16GA
でいいでしょう。
なお、ベルデン(Belden)9395ギターケーブル(ギターシールド)につきましては、A
さんの書かれている通りでしょう。
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Bさんのコメント:
タイトル:Belden9395を使ってみて、イイです!
お世話になっております、川崎市の○○です。
夏頃に8412を購入させて頂いて、そのフラットさに感動して以来、使い続けています。そのうち9395も気になって来たので、今回の購入となりました。
ギター(ピックアップはs・s・h)とアンプ間に、8412と差し替えて、まずは歪みchで使ってみ
ました。
9395はより楽器の演奏者に寄り添ったケーブルという印象があります。弾き続けているうちに気
付いたのは、弾き手の心情やアイデアを音に乗せ易いという事です。そして音の抜けも良い。
弾いてて気分がノッて来ます!勿論クリーンchも良いです。
スッキリしていながら欲しい部分がしっかり出る。繊細さを持ちながらガッツも有る。明るさも
有りながら高音弦のハイフレットではクリーミーさもある。そんな相反する事を無理なくこなし
てくれる、凄く楽器にフォーカスされたケーブルだと思います。
逆に気付いたのは、8412は紛れもなく最高にフラットなケーブルだとい
う事。オールマイティなので、楽器〜アンプ間は勿論、エフェクト間も安心して使えます。
以上の事から、アンプより前は9395を、アンプより後(send&return)は8412を使ってます。勿
論使用機材やジャンルによって色々な違いは出て来ますが、ロックやメタルにはこの使い分けは
ベストだと思えます。
余談ですが、プロケーブルさんを知る迄はずっと○○ッチクラフ○プラグの
ケーブルを使っていましたが、これを良いと思った事はなかったです。友
人のモ○ス○ーケーブルを借りた時は、やたら詰まった感じでさらにひどい
と思いました。○○ッチクラフ○はこれよりはマシでしたが、プラグがすぐ
緩むのが気に入りませんでした(苦笑)。
Beldenとノイトリックを使ってから、これらがいかにボロいか理解しまし
た。ほんとにボロい!
本当はここを一番強調して伝えたかった事です(苦笑)
失礼しました。
それではまた宜しくお願いします。
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Cさんのコメント: ベルデン4種の比較レポート!! プラグ金銀の音の違い!!
プロケーブル御中
お世話になっております。岡崎の〇〇です。
商品が届き、さっそく試しております。
購入目的だった2つのテーマでそれぞれレポート致します。(どちらも掲載下さって構いません。)
今回も満足のいく結果が得られました。大変ありがとうございます。
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1.ベルデン4種聴き比べ
今回、遅まきながら8412を購入し、これがまさに標準形と言われることを確かめつつ、
これまでに購入した9395、9778、8428それぞれの特長を見極めることにしました。
楽器(6弦アクティブ)はLow、Highともツマミは一旦フラットにして、8412で好みの音に調整。
(ツマミ1~2mmくらいの調整範囲で好みのポイントが見つかります。特に低域は現場での調整がしやすそうです。)
この状態で、8412⇒9395⇒9778⇒8428⇒8412⇒9395・・・と、ケーブルとっかえひっかえして、何周か聴き比べました。
・8412
何と表現したら良いでしょうか。さすがと言う他ありません。
全域高解像度な特性です。リファレンスケーブルに採用決定です。
・9395
高域と低域を若干抑え、中低域を強めた特性です。ただこれは単に音量のみの話ではなく、
ベースにとって重要な音域のピントがぴったり合って、鮮明になります。
スラップの音がムチャカッコよいです。ベーシストが9395を使うとヤバイのではないでしょうか。
(但し、使用するベースとの相性はあると思います。6弦アクティブでは上記の通り。
4弦パッシブでは8412の方がむしろ気持ち良い音でした。)
・9778
9395の中低域で見られる特徴を除いたような、ライトでクリアな音がします。
表皮がつるつるで取り回しが良く、重量も軽めなので重宝しそうです。
・8428
商品説明の通り、8412の音を、そのまま太くした音になります。私なりに表現すれば、
音の輪郭が太い、つまり、太い線で絵を描いたような印象になります。重量もそれなりにあります。
2.金+金⇒金+銀への変更によって何が変わるのか
ベースのヘッドフォン練習をアンプヘッド⇒ミキサー⇒ヘッドフォン環境でやっていますが、
なんとアンプヘッドのXLRアウトもミキサーのXLR入力も金であることが判明。
取り急ぎ両側銀のものを注文し、さっそく比較しました。
変更前)ベースアンプ:金+金---8412---金+金:ミキサー
変更後)ベースアンプ:金+銀---8412---銀+金:ミキサー
貴社ご説明の通り、金+金は低域から高域まで柔らかい音です。聞き心地もよいです。
しかし、金+銀に変えると、確かに金+金と比較すると硬い印象となりますが、
音がぐっとリアルになり、特に高域弦の音が透き通ってきます。
リバーブをかけてアルペジオを弾くと、まるでアコースティックギターを弾いているような
感覚になって、これは面白い。6弦ベースでフラメンコギターのような演奏が楽しめそうです。
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レポートは以上です。今後ともよろしくお願い致します。
〇〇〇〇
ベルデン(Belden)9395、ギターケーブル(ギターシールド) |
ベルデン(Belden)9395、 ベルデン(Belden)が標準的なギターケーブル(ギターシールド)として出したケーブル(シールド)が9395でしょう。 |
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