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- これからオーディオを始められるかた、初心者のかたに、「警告」を出します-


■警告

 

最近、お客様がたの中で、混乱に陥っておられるかたが、時々ではありますが、目立って来ておりますので、その原因をはっきりさせるとともに、混乱に陥らないよう、「警告」を発します。

実に、今までのオーディオでは出るはずのなかった、超越的なレベルの音が、今や簡単に出せるようになっております。これは事実です。しかし皆さんが良いというものを、安易にパッと接続して、それが出るというものではありません。

この事は深くご認識ください。本文のほうでは、それがなぜうまくいかないのかについて、説明致します。

 

 




■「音の焦点」の問題が、一番の難関になっているようです

特に皆さんが混乱に陥る最大の原因は、「音の焦点」に尽きます。

これは今まで無かった考え方ですので、無理もありません。

まずは、生音をオーディオで出したいかたは、下記の二カ所を熟読ください。

数回熟読していただいてちょうど良いくらいです。

良いというものを接続しただけで良い音が出るというものではありません。

これから始められるというかたは、下記二カ所だけは、数回にわたって、全て読破されて、

それから始められてください。

下記を全く読む気のないかたは、良い音など出せる筈が無いのですから皆さんの真似をしていてはダメです。
 

28)音の焦点(基本中の基本)
   ↑クリックしてください

42)「音の焦点」の微調整・その方法(生音の解釈)
   ↑クリックしてください

それと最先端の「音の焦点」の情報、それは下記の後半部分になります。

56)マック用ファインダーオフ用アイコン、及び最強リッピングソフトのダウンロード先です
   ↑クリックしてください

 

 

和室の3番さんを例に取って、問題を明確にします

和室の3番さんは、非常に濃い音を、適切な音にするため、JBL115の高域側の音量を落とすため、オリジナルのネットワークに付いているランプを切って、抵抗を増やすという、ランプカットということを、まずはしてみえます。これは、高域側のドライバーの音量を、標準より、約10分の1程度に落とす方法です。

それでもまだ高域の出過ぎで、高域を弱めるために、VVFを「350mも!」わざと引いてみえます。

 

一体全体、高域は何分の1に「わざと」落としたことになるのでしょうか。

およそですが、「30分の1から50分の1」というような、とんでもない数字!になることでしょう。

ということは、高域を落とす努力をされない場合、「適切な高域よりも、50倍近くも大音量の高域がスピーカーに突入している」という事になります。

 

これではツィーター(高域側ドライバー)が入力過多で、動けなくなってしまいます。おそらく高域のドライバーのダイヤフラム(振動板)は突っ張ってしまっており、スムーズな動きどころではありません。このことが、音の焦点が近いか遠いかすらさえ、分からなくさせてしまっているものと思われます。

 

エレクトロボイスのFORCE i も全く同様で高域を落とさなくてはなりませんが、エレクトロボイスのほうは、最初からランプカットしてある程度の高域であろうと、今までの皆さんのケーブル長から推測しています。

 

注:)和室の3番さんのケーブル長がどんどん長くなっていって、皆さんの中にも血の気が引くような印象を抱かれたかたもおられると思います。しかしその後、和室の3番さんのケーブル長は、結局、100m以下になった事を明記しておきます。ケーブル長がどんどん長くなっていった理由は、別のところにあったようです。それでも濃過ぎる音は、銅の単線のケーブルで、100mに近くなるということは、知っておく必要はあると思いますが、いくらなんでも数百メートル以上にはなりませんので、その点はご安心ください。

 

■どういうことか、説明します

デジタル音楽は、音が濃くなればなるほど、それがアナログ初期盤を越えるほどに音が濃くなりますと、非常にシャープな音が出てきます。その処理方法は簡単ではありますが、処理しなくては、そのままでは聞いておれないどころか、良いか悪いかすら分からない、混乱状態に陥ります。

特にマックの「機器セット」をするかたは、覚悟を決めてください。

   ■選択肢(処理方法)は下記の二つしかありません。

1)の処理方法=VVFなど銅の単線をスピーカーケーブルとして、数百メートル引く

2)の処理方法=クロスオーバー(チャンネルディバイダー)を使って約1573ヘルツ以上の高域を大幅に落とす。

 

以上です。

以上の事を何もせずに、うまくいかないと言われる前に、まずは以上の事に取り組んでください。ぱっと接続して怖ろしいほどに良い音を出したいかたは、所詮それは無理な相談なのだと、あきらめてください。

世にも稀で、怖ろしいほどに良い音、数億円の機材を買っても出せなかった史上最高峰の音を出されたいかたは、上記のいづれかの選択肢を、必ずご自分で選択してください。

 

■クロスオーバーの使い方につきましては、すでに解説しておりますので、下記を参照ください。


48)音の焦点をクロスオーバーで合わせる方法
      ↑クリックしてください

 

 

■問題への具体的な対処方法

これから本格的な音に取り組み始められるかたの具体的でベストの方法は一つだけだと私は考えています。まずはボロくてもいいですから、現在手持ちのCDプレーヤーを売却せずに使ってください。又は、中古オーディオ屋さんで1万円くらいのCDプレーヤーを買ってきてください。

そして、8460や8470やWEなど、「音の焦点」を調整できるだけの高品質なケーブルで「音の焦点」を合わせてみて「音の焦点」、その現実的なる存在を、ご自分の耳で確認されてください。その後、電源や音源で音が濃くなっていくにしたがってメッキ線材は使えなくなりますので、AE線なりVVFなり、銅の単線に移行されて、遠視レンズの扱いかたを徐々にマスターされていかれればいいです。

そして「最高峰の音」たるものは、その後のテーマにされれば十分かと思われます。

決して急がず「実力」が付くのに合わせて徐々に本格的な音へと、段階を踏んで挑戦していってください。

時間をたっぷりかけて、2年、3年ほどかけて取り組めば十分かと思われます。

 

 

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これより先は、「お客様の声」とします。
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和室の3番さんです!: 警告!と、VVF愛好会?

Subject: 警告!

ProCable御中

お世話になっております。  ○○です。

やはり、「警告」・・・出されましたですね。

私も、私の経験から現状の「音」で音楽を聴いていますと、
この「57)これからオーディオを始められるかた・・・・・」は、まずもって必要と深く感じます。

これまで激変、激変と何度も繰り返し、その度に驚いていた私でさえ、
今のこの音の濃さはあまりにも異常と思います。

固有のシステムにあって、この音を行き成り持ってくるとした場合、
そのシステムのどこか一つでもミスなり、誤り(今までのレベルでは気がつかない)が
あった場合、間違いなくオカシな方向へ行くでしょう。
ある意味、これまで以上のオーディオ地獄に陥ってしまうに違いありません。
異常事態であると感じます。

これからも、また違った意味での大事な情報が必要になってくると思われますが、
変わらない「基本」・・・このことだけは私自身、もう一度再認識する必要があるようです。

VVF,そしてJBL115・・・いつ、限界が訪れるのか?と思わされるような「音」です。

それでは今後とも宜しくお願い致します。
○○

 

追伸:先ほどタイムリーな事に、精鋭40番さんからメールがありまして・・・
精鋭40番さんも、VVF愛好会に入会したいとのことであります(笑)。
さしあたって、VVF片側100mを購入されるそうです。



プロケーブル注:)今や、VVFの時代は終わりました。
VVFでもいいのですが、音を柔らかくする目的には、当店がメー
ター100円で販売している(200m巻きは、9800円です)、AE線
のほうが、向いていることが判明してきたからです。

 ★2015年4月23日追記



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1番さんのコメント: OSXがまたしてもアップデート

余談なのですが、レパードのアップデートが出ていまして、
ためらいつつインストールしてみたところ、
なんだかまた凄くなったような気が・・・

自分のところはクロスオーバーではない上、電源が微妙に不安定な 
ようなので
即座に正確な検証できないのが最も悩ましいのですが、
音がさらに前にきたような印象です。
ひょっとしたら焦点も劇的に変わっているかもしれません。

 

プロケーブル注:)OSXのバージョンアップを調べてみましたら、200メガ近い
容量の、一気のバージョンアップでした。これでまたしても音が濃くなっている
とすると、「機器セット」の場合、ランプカットしても、VVF片側400m引かな
いと音が適正にならない事を意味しています。

とんでもないことになっています。かといって、我々は三流のOSXにはして欲し
くありません。それどころか、とことん音を濃くしていって欲しいとさえ願って
います。

こうなると・・・、やはりまたしても、さらなる「警告」の必要性があります。

これはもう、クロスオーバーの世界でしょう。アップルが限度を知らない限り、
こちらもそれ相応に、対処していかなくてはなりません。

 

 

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祝電のかたです!: またしてもアップルのOSXアップデートは本物だった!

Subject: お買い得アップデート

プロケーブル様

東京の○○です。

アップデート、さっそく試してみました。

一言でいうと「えらくリアルな」音になります。
音の実体感と空間情報が全く違います。
さらに一段と音楽の中に没入させられるような音です。

ただ、これだけの音質変化の割には高域の上昇はそれほどでも
ないようで、さっそく和室の3番さんには「いけそうだ。」と
いうメールを送りました。
このアップデートは結構お買い得、いや、落とし得・・?かも
知れません。 ひたすらデカいですが・・・。

ところで・・

私はVVF愛好会の会員ではありませんが、VVF応援団の団長です。
 

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2番さんのコメント: ネットワークバイアンプ!

Subject: バイアンプ決心しました

○○です。

57番の「警告」読みました。
まさにその通りですよね。

音の焦点に尽きます。

とうとう意を決しまして
10番さんや祝電さんのされている
ネットワークバイアンプに挑戦する事にしました。

自分のところもAE線、チャイムコード継ぎ足しで300mです。
音に不満がある訳ではないのですが、ソフト毎の音質差や
電源状態の誤差に対応できる環境が必要になってしまったので、
これはもはや避けられない道ですね。

これがうまくいけば、ようやく音響に手を出せそうです。

 

プロケーブル注:)ネットワークバイアンプという方法も、実はあります。これにつきましては、
このサイトでも適切な時期に詳しく説明することを考えています。

ただ誰にでも出来ることではありませんので、現段階ではクロスオーバー作戦でいってください。

 

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鬼女房の11番さんがここに登場!: FINDER OFF、OSXバージョンアップの威力!

件名:  どこまでのびるのか、音の焦点。

プロケーブル様

 こんばんは。○○です。

 今日、ようやくFinderのOffで取り込み直した曲をFinder Offで再生してみました。実は以前から準備はできていたのですが、iTunesもしくはOSXのバージョンアップになるまで、テストすることを控えておりました。

 本日OSXのバージョンアップが行われたので、ようやくテストに踏み切れたというわけです。

 最初に試したのはカナレです。好きな楽曲が多いため、優先しました。

 まずは○○○○録音の「レベッカ」の古い曲を再生しましたところ、非常に硬くとげとげしい音が部屋の中を吹き荒れまして、慌ててラムサのイコライザーを調整しました。微調整で済むかと思ったのですが、相当音が濃くなったらしく、これまでの調整程度では追いつかず、思いっきり高音と中音をしぼりました。合わせるのに、20分程度かかったと思います。

 確かに凄い音です。S/Nが上がったのか、これまで明確に鳴らなかった演奏の細部まで、えぐり出すように聴こえてきます。前回は生演奏に聴こえた演奏も、Finder OffとOSXのアップグレードはボロい録音を許さず、シンセサイザーの合成音であることを暴露しました。

 次に、お気に入りの「ZARD」を聴きましたら、案外音源が濃かったようで、イコライザーを合わせ終わったらボーカルが綺麗に定位し、前回実験したカーペンターズと同様の現象が発生しました。ただ、カーペンターズと比べると、音の濃さが半分程度であったため、それほど恐怖には思いませんでした。

 今度はモガミです。リファレンスにしている「英五」さんの運命を聴きました。序の口のレベッカできつかったのですから、運命の濃さは半端ではありません。ここまでやられると、気味が悪いです。ここでも高音と低音をかなりしぼりましたが、歌声が合うと、今度は低音がでしゃばってきてしまい、今のラムサを導入してから初めて低音のイコライザーを調整しました。

 イコライザーでの焦点合わせですので、生音には到底なるはずもありません。かなり分析的な音になってしまいました。しかし、これまででは最高峰の音であることに変わりはありません。

 次におののいたのは、「中島みゆき」さんの異国です。感情がダイレクトに伝わってくる歌声には、歓喜というよりも恐怖を感じました。もらい泣きをするほどにリアルな声。また、以前からちょっとくもりがちに聴こえていた演奏も、霧の晴れた朝のような透徹なものに激変し、全く聴き疲れさせない大変身をとげました。

 今日の実験はここまでです。あまりの激変に疲れてしまい、これ以上聴いていたら体が悲鳴をあげます。プロケーブルさんや皆さんの言われていた「高山病」とは、まさにこのことだったのですね。

 なお、リッピングソフトについてはダウンロードしていません。まずはFinder Offを試してみてからと順序立てて行おうと思っていました。しかし、Finder OffとOSXのアップグレードにより、とんでもない音になってしまったため、我が家の環境では「これ以上は無理」と判断しました。

 とにかく、現時点でボロいCDと良いCDが完全に暴露されています。前回まではまあまあ聴けた楽曲も、今ではとても聴けません。船場吉兆の使い回された料理を見抜く目とでも言いましょうか。そのような厳格なシステムが成立してしまいました。

 今回の実験が良かったのかどうか。今の段階では判断しかねます。慣れればボロい音源でも聴けるかも知れません。

 所詮は音と半分は割り切っていましたが、優れたミュージシャンの音源の濃い曲をきいてしまったら、たかが音と断じられなくなりました。どうすれば生に近い音にできるのか。どう演奏すれば、どう歌えば感動をファンに届けられるのか。ミュージシャンや録音エンジニアのかたがたの飽くなき努力と探究心を知ってしまったからです。

 私のラムサとMacBookProでこの音です。もっと小型のMacBookや、アレン&ヒースのミキサーをお使いのかたは、もっと困ったと思われます。

 これ以降はクロスオーバーが必需品になると、時代の変化を体全身で感じた次第です。

 

 

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鬼女房の11番さん再登場!: FINDER OFFとOSXバージョンアップは凶器なのか?!

件名:   昨日の続きです。

プロケーブル様

 こんにちは。○○です。

 今日が休みのため、昨日の音で本当に良かったのかどうかを再検証してみました。

 まず、異国を聴いたところ、どうも中域を落とし過ぎたらしく、それで低域を落とさなければならなくなっていたようで、バランスがメチャクチャでした。何せ昨日は部屋中をカミソリが飛び回り、身を切り刻まれたような状態でしたので、正しい判断ができなかったようです。

 それで低域はフラットに戻し、中域をちょいと戻したら、突然みゆきさんの声が生々しくなり、喉のふるえ方まで手に取るようにわかる音に化けました。

 念のために運命も聴いてみたのですが、こちらも凄くてアコースティックギターの箱の中で鳴っている音までも表現してくれました。

 FINDER OFFとOSXアップデートは、ある意味凶器です。これらをまともに扱うためには、ベル線なりVVFなりで、一度は焦点合わせを経験しておく必要があります。でなければ、ミキサーのイコライザーで生音の位置に合わせることなど不可能です。クロスオーバーも同様でしょう。ケーブルによる焦点合わせの経験は、登山道具の一つと考えたほうが良さそうです。

 モガミでイコライザーの位置が決まったので、他のケーブルの位置合わせは簡単でした。モガミの次にカナレをいじりましたが、リファレンスとなる曲が無いため、ZARDと辛島美登里(カナレで合うことが判明しているのは「雨の日」のみです。他の曲については不明です。)で合わせました。

 モガミと同じ位置にイコライザーを合わせて試聴したところ、若干モガミより柔らかくなっていたため、中域をちょいと戻したらすぐに合いました。

 今回の焦点合わせでわかった重要事項は、「ゼロdb管理の徹底」でした。昨日は高山病のため適当にしてしまったのですが、それが間違いの大元で、今日は一つの曲を最初から終わりまで一通り聴いてゼロdbを徹底。これにてようやく正しい調整ができることを思い知らされました。

 曲というのは、音が濃密になればなるほど手抜きが一切できません。良い勉強になりました。

 パソコンの情報量は全く持って恐ろしい次元ですが、アップデートが無料というのが何より有り難いです。また、FINDER OFFを簡単にしてしまう方法を考案された方の存在も心強いです。

 もし、ぼったくりオーディオのCDPなりアンプのアップデートをするとなると、それこそ数十万円単位のお金がかかります。

 今回の調整を終えて、改めて録音現場のずさんな録音というものに憤りを感じました。殆どの録音がボロかったのです。システムがシピアになるほどに、ボロいCDはその醜態をさらけ出します。’80年代に制作されたCDは殆ど壊滅状態です。それも○○○○のCDに集中しています。

 

 


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3番さんのコメント: 適切な標高とは!? 

この質問には最大限の注目をしてください!

Subject: 適度な標高を求めて

Pro Cable 様

こんにちは。
約半年ぶりになります。茨城の○○です。
スタンドが発表されて以降、みなさんとてつもない標高に登りつめられ 
ているようですね。

さて、私のほうは、積み木でスタンドの真似事をやっている他、音源 
(機器セット、リッピングなど)についても、
やれることは試しております。変化の都度に必要な焦点合わせの厳しさ 
も実感しております。

Finder Offなどを試してみて、最近感じている事は、私の場合、必ずし 
も標高を上げすぎないほうがいいかもしれない、という事です。
特に、みなさんのレポートにあるように、CDの録音状態まで明確 
になり、聴けるCDと聴けないCDがハッキリしてくるというような状況を、
私は好まないということもあります。

また、生々し過ぎて怖いというような音も、必ずしも求めてはおりません。

高音質だが、どんな録音状態の音源も気楽に聴けるオーディオ。
そういう心地よい標高はありますかね?

ある知人の家を訪れて、ごく普通のミニコンポから流れる音が、とても 
心地よかったことがありました。
またプロケーブルさんの「私はAMラジオの音を好みます」というような
記述もどこかにあったように思います。

このような思いがあり、音響スタンドを導入することもなく、今日に至っ
ています。

標高を上げるべきか、逆に少し下山すべきか…

みなさんの追い求める方向とはズレるのかもしれませんが、プロケーブ 
ルさんのシステムで、
聴きやすさを重視した適度な標高というのはありますでしょうか?

○○

 

プロケーブル注:)これは素晴らしい質問をいただきました!

適切な標高!

一般的には、オーディオマニアのかたの場合には、次の方法あたりがそれに
該当すると思われます。

私はオーディオマニア、音マニアではありませんので、AMラジオでも十分
です。一般的なオーディオマニアのかたの標高は、それとは違うと思います
ので、適切な標高の出しかたを提示したいと思います。

結界は張ることが理想です。音響がまともでないと何をしてもダメです。そ
れは積み木でもいいと思います。ただし、マックを「機器セット」にまでは
持ち込まず、そのままミニステレオプラグから出力してアレン&ヒースあた
りに入力するという程度に押さえておくこと、そのあたりがコツでしょうか。

それと・・・、

MacBook、MacBookプロ、その系統のものは避けて、iMacあたりにしておく
ことでしょうか。

ただ、最高のものを無視していては、こういう事は判断出来ないものであるこ
とも、同時に知っておいてください。

その意味では、今後も一切手を抜くつもりはありませんし、全速でかっとば
しておられるようなコメントをいただくのも大歓迎です。

それから、鬼女房の11番さんは、ミキサーのイコライジングできつい焦点
から逃げていますので、聞けるCDと聞けないCDとが分かれている可能性が大
です。

また、彼も機器セットを組んでいますので、それを外せばイコライジングの
必要が今より少なくなり、全ての音楽が鳴り始める可能性も大だと思います。

私のところでは聞けないCDというのは一枚もありませんので、レベルの高い
再生システム=何でも鳴らせるシステムであると考えていただいていいと思
います。

少しでも音に歪みがあると、聞けるCDと聞けないCDに分かれます。

 

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3番さん再登場です!: 適切な標高!

Subject: Re: 適度な標高を求めて

Pro Cable 様

早速、回答をいただきありがとうございました。
当初、このような質問をしていいものか、と思いましたが、思いがけず 
良い質問だったとのことで何よりです。

早速、機器セットを外してみて、ホッとできる音になったように思います。
これは神経質にならずに楽しめます。finderもonのままです。

結界はやはり有効ですか。
今は積み木ですので、精確さには欠けていると思います。
諸事情により多少遅れますが、必ずスタンドは導入するつもりでおります。

今後も、様々な音源関連の裏技が次々と出てきそうですし、OSも 
iTunesもアップグレードしていくのでしょう。

どこまで取り入れて行くべきか、あえて立ち止まるべきか、これはこれ 
でその度に難しい選択になりそうですね。

私とプロケーブルさんとのお付き合いは、3年くらいになるかと思います。
最初はケーブルのみから始めて、少しずつシステムを充実させていきま 
したので、なんとかペースを乱すことなくやって来れたと思っております。

現在の情報量で、いきなり始められる方々は、確かに戸惑いそうですね。

私でも、いま初めてプロケーブルさんのサイトに出会ったとしたら、
当惑してしまいそうです。

今後も有用な情報を楽しみにしております。
それでは。

○○

 

プロケーブル注:)というわけで、4番さんからどなたにも分かりやすいご返答をいただき
ました。

音楽だけを楽しめればいいのか、音も同時にハイレベルで楽しむのが目的なのか、このあた
りは個人差が発生しやすいところでしょうが、4番さんの基準は一般オーディオマニアのか
たにとって、このくらいの標高が適切であるという一つの指針になると思われ
ます。

ただ、超F1級の皆さんが全速で突っ走ってきたからこそ適切な標高も今は模索出来るのだ
いうところは、決して見逃してはいけない大事な部分だと個人的には考えています。

 

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4番さんのコメント: 足慣らしは絶対に必要!

Subject: 100V環境でiPodでも充分楽しめます

白雪姫の○○です。(笑)
初心者の方がいきなり超高音質を求めて機材を揃えてはみたが、どうにも使いこなしが出来ずに困っておられる方が続出で、わざわざ警告のページを作られたとのこと。ご苦労様です。
連休が開けてiTuneのバージョンアップがありました。試聴してみますと案の定キンキンになっていました。このままではとても聴いていられないので、BELDEN8470が3.1メートルから2.5メートルくらいになっています。
この長さはアナログプレーヤーで合わせた長さよりさらに短かくなりました。
今まではさすがにiPod単体ではアナログに音の濃さでは敵わなかったのですが、今回ようやくiPodクラシック160GB単体でアナログ超えをしてしまったようです。
私のところで、アナログがほぼ2.96メートルですから、完全に抜き去ったと言って良いでしょう。もうこうなれば初期盤もへったくれもありません。
初期盤ならではの味わいは否定しませんが(私も数枚所有しています)、iPodだけでアナログ界の帝王をノックアウト出来るのです。これで何が不足だというのでしょうか?(恐怖を体験したい方は別ですが・笑)
しかも今回私がしたことはケーブルを切っただけです。VVFなどではケーブルを接ぎ足さないといけないでしょう。しかもそれには技術が必要だとのことです。どちらが簡単かは誰の目にも明らかなことです。
WEやBELDENで間に合うレベルに留まっていさえすれば、後はiTuneのバージョンアップについて行けば良いのです。
アップルはまだまだどこまでも改善していきそうです。
100V環境の方は、音源を上げることに血道を上ることになりがちです。でも、私は敢えて「序の口」に過ぎないと言われようと、こうした簡単なシステムで十二分楽しめることを初心者の方にお伝えしたいと思います。
ヒマラヤ登頂を目指す方でも手頃な山で足慣らしをすることは有効だと思います。そこでも白雪姫に会えるのですから。その後で日本一、世界一、宇宙一の美女を求めての旅を始めても遅くないと思います。

 

プロケーブル注:)100V+iPod、この方法はありです。これも相当音質は高いです。iPodの進化も今後さらに早いでしょう。ただ、この話題に参加されているかたの大半は、超高速ですっとばしておられるかのように見えるかもしれませんが、実は今も100V環境のかたのほうが多いですから、必ずしも100Vだと安全とは言えません。

「機器セット」というものが、もう反則技というくらいに、強烈に音を濃くするのです。そこにさらに精鋭40番さんの必殺技であるファインダーオフや、オリジナルリッピングソフトの威力が増し加わるとどうなってしまうのだと、こういう状況下にあるのが現状です。

もう一つ強烈なのは、あの氷壁クライマーさん発案の、AirMac Express を利用してのメビウスの輪とハブの組み合わせでのアナログ越えの方法です。

こちらはウィンドウズのかたがさらなる高音質を求められる時の切り札になるのでしょう。これもVVFに追い込まれてしまいますので「機器セット」同様、最初からは勧められません。

200V環境はさらに凄いですから、ここまで音源が濃くなってしまっていると注意が必要かもしれません。このかたのように、iPod、それに徹するのも一つの手です(iPodは凄い音です)。

それに手頃な山で足慣らしをすることは有効というのは事実でしょう。でないと到底ヒマラヤなど無理な相談であることは明瞭です。そういう意味で、1万円の中古のCDプレーヤーから音の焦点を覚えていくのは、非常に有効な方法だと思います。

iPodも今や音が非常に濃いですから、特にフラッシュメモリーもののiPodの現行機種の場合にはさらに音が濃くなりますから、運良く(運悪く?)電源環境の良いところにお住まいのかたは、最初からとんでもない音が出てくる可能性があります。私が聞いている範囲では、iPod Touch ですか、それが最も良い(危ない?)ようです。これもVVFが必要な領域のものになるのでしょう。

 

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5番さんのコメント: とてつもない標高にぶちあげられてしまったが・・・・

★このコメントだけは、あまりに具体的でしたので、本日、2012年1月23日に、後から追加しております。



システムについてのご報告ですが、先日のメールでのやり取りの後、
高校の恩師の紹介でアナログ初期版マニアの方を紹介頂き、聴きにお邪魔してきました。

その方は、本物のオルジナル黒箱(銀箱のおそらく最初期型で20Ωのユニットを備える)、WEの真空管アンプ、スチューダーのイコライザー等をお使いで、凄い音楽を出していらっしゃいました。ケーブルもWEでした。

しかし、です!
自分の向かっている登頂ルートはけして間違っていない。
プロケーブル様初め、先達の方々の示してくださったルートは正しい。
という再確認する結論となりました。


何せ、100V非アース環境の私のシステムが、上記のいくらかかっているか想像もつかないシステムとさして変わらない、
音響の分勝っていると言っても過言ではない音でしたので。



プロケーブル様には、本当に感謝のしきれない思いです。
ありがとうございます。


ここからは、プロケーブル様の仰るF1、エベレスト冬季無酸素単独登頂クラスのシステム(かくゆう私も電源以外はほぼそれですが)についての、
私なりの本当に下らない考察ですから、聞き流してください(笑)

ここ2ヶ月でトントン拍子にほとんどタダ同然に機材が揃ってしまった(大変申し訳ない話ですが、プロケーブル様からはD45×2も、CX2310も、ALLEN ZENO02も購入してませんが、知人のDJやライブPAの方からの譲りものです)為に、
とてつもない標高にぶちあげられてしまいました(笑)

そのせいで視界不良でホワイトアウト状態だったのですが・・・・。


上記のアナログ初期版マニアの方のシステムと聴き比べたのち、
御社のHPを読みながら、自分の体験を思い起こし思ったのですが、
それなりな機材が揃っているのにセッティングの出てないシステムの危うさです。


具体的には、

音の焦点が合っていない。(又は、わかってない)

プラグワークがめちゃくちゃ。

電源がボロい社外品だらけ。(又は、純正だがメッキだらけ)

実はエアマックの設定が間違っている。

プリ(ミキサー)の使い方、特に0デシベル管理がわかってない。

きちんと結界が張れず、嵐のなかにいる。(これはこれで凄いですが)


警告(鬼門57版番)でおっしゃっていることです。
私も悪い方にハマってしまうところでした。
重ね重ね、プロケーブル様へは感謝の念が絶えません。


ここで、余興ですが登山のことはさっぱりだが車のことなら!って方に分かりやすく表現です。(と、思います)
私もトヨタ車関連の職業なので。

セッティングの出てないシステム、又は、セッティングできない、する気のない人が乗ってるシステムは、宝の持ち腐れです。

車体の性能は世界最速クラスなんです。

ケーブル一本、プラグ一個の選択ミスはタイヤ選択のミスです。
焦点が合っていないのは、減衰調整ミスです。
これでは、でとんでもないドアンダーか物凄いオーバーステアで、仮に乗れても、絶対にまともに走りません。

本当は、モナコマイスター、ニュルマイスターに君臨できるだけのポテンシャルを持ってます。

それらは、セッティングで本当のポテンシャルを全開にします。

だからこその警告だったんですね。
今なら、ただの真似だけではダメな部分がわかります。


車もオーディオも、正しい方向性である一定のラインを越えたら自己満足だと思うのです。
操りきれない代物は持つべきではないです。

しかし、我々はプロケーブル様のHPに訪れれば、数々の指南書(コメント)で学ぶことができます。



どうしても、お礼が言いたくなってしまいました。

大変な長文、駄文失礼致しました。

また、よろしくお願い致します。

○○





 

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プロケーブル終了コメント:

同じく良い音とはいいましても、どういうレベルの音を求められるのか、どこまでの高みを求められるのかというのは、あまりにも個人差の激しい部分です。

個人差が激し過ぎて、一概に理想と言える標高が無いのが実態と思います。一人でするのとチームを組んで楽しく行うのとでも、これも全く違った結果になると思います。

理想は、チームで仲間と一緒にすることでしょう。それが一番無難でしょう。

要するに、我々はトチりさえしなければ、おおかた理想の音を得るのに、何の不都合も無いわけです。

ルートはすでに完璧に整備されています。

トチるというのは、最近起きていることではありますが、今まで普通のオーディオだけ触ってこられたかたが、一気に全部そろえて、はじめから「機器セット」に入っていってしまわれるという部分が、大きな原因になっていると思います。このパターンは、音を処理しきれないようです。AirMacとメビウスの輪も同様でしょう。突然標高の高いところに行くということさえ避けられれば、オーディオファンのかたは、ご自分にとっての最高の音を見いだされることと思われます。

そのこととは別問題で、もう一つの問題は、我々が適応できる一般的な標高です。これも個人差がありますので、徐々に標高を上げていかないと分からないことですので、徐々に標高を上げていってください。が、一つの平均的バロメーターとしては、どなたにも適応できて、同時に最良の音と言えそうな音は、4番さんあたりの基準でしょう。音は相当に良く、無難なラインだと思います。

ただしそれはあくまでも平均値と思われますので、高い標高を求められるかたは、そこで最低でも一年ほど過ごして余裕が出来ましたら、次のステップに移られれば無難に事は運ぶでしょう。

より高い標高を決して求めず、その場所にて「音」ではなく「音楽そのもの」を聞き続けられるのも、一つの手です。

 

このページは終了と致します。

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終了後、総括

4番さんのコメントをもってして、終了後の総括とします。

あまりにも素晴らしい内容であり、私のコメントより総括にふさわしいと思います。
単なる警告のページが素晴らしい総括により、またしても素晴らしいページになり
ました。

これにて、音と人間・音と音楽という問題にまで踏み込んだ部分で、謎を残して終わります。

—-

4番さん再々登場!

Subject: Re:適度な標高を求めて

Pro Cable 様

こんばんは、○○です。

その後、他のユーザーの方からもコメントが入り、
またプロケーブルさんにも総括していただきまして、ありがとうございました。

結局、機器セットを外し、finderもonのままで再生することに落ち着いております。
精鋭40番さんには申し訳ないですが、CopyToも使わずにリッピングすることを選ん
でいます。

AMEすら介していませんから、だいぶ前の再生環境に近いのかもしれませんが、
積み木とはいえ、SPのセッティングが当時とは大きく異なりますから、
これでも相当なレベルの高さなのでしょうね。

それにしても、私が一番悩んだのは次のようなことです。
実は、私は機器セットの良さ、finder offの良さ、CopyTo 
の良さを実感しております。

音の良さということであれば、今でもそれらを支持することになります。

その良さを実感しておりながら、それでも私はそれらを外すほうが心地 
よい(満足度が高い)と感じたとはどういうことなのか。

より良いもののほうが、得られる満足感が低いとは、矛盾していないか。
自分は矛盾しているのではないか、と。

さて、

現状PowerBook G4を使用しております(OSはTiger)が、
これを単に新しいからといってMacBook+Leopardに移行したりす 
ると、これまた大変なことになりそうですね。

標高を維持していくのも一苦労かもしれません、Appleは突っ 
走っているようなので。

また、プロケーブルさんがオーディオマニアではないとは、少々驚
きではありました。

AMラジオ的な音は、いいんではないでしょうか。

私も、なんでもないところから聴こえてくる音楽が、すごく心地よかっ 
たりします。

そういえば熱心な音楽リスナーでありながら、まったくオーディオには 
こだわらない方も世の中にはいらっしゃいますね。

音と音楽の関係、なんとも不思議なものです。

○○

 

 

 

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機器セット マックの機器セットに挑むかたは気をつけてください。音が濃くなり過ぎて、音の調整に独自のテクニックを要します。

 

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