blank
blank
blank


blank blank





- モガミ(mogami)社には、2804というおかしなスピーカーケーブルまであった!-


★モガミ(mogami)2804は高価な割に、おそらくAE線にすら、スピーカーケーブルとしての能力で負けています。近寄らないほうがいいでしょう。

お客様から、モガミ(mogami)2803というケーブルにつきまして、お問い合わせがありまして、ついでに調べておりましたら、モガミ(mogami)2804というおかしなスピーカーケーブルまで存在している事に、気づいてしまいました。

メッキ線材で、音の焦点を近づけるスピーカーケーブルでフラットのものを製造するのは、至難の業です。

が、非メッキの場合、AE線に負けるようでは、全く製造する意味がないです。しかも、それがメーター4000円などという代物であれば、全く意味の無い商品と化してしまいます。

断言しましょうか。それの音は、当店が売る、メーター100円の、AE線に、スピーカーケーブルとして、必ず負けます(音の焦点さえ合わせて比較すれば・・・)。

モガミ(mogami)は、いつからおかしくなってしまったのでしょうか。この前までは、2804というようなおかしなスピーカーケーブルを出すようなメーカーではありませんでした。

想像するに、モガミ(mogami)社の名ケーブルを設計してきた、名技師、あの平林さんが社長になられてから、今や現場には、おられなくなってしまったのではないでしょうか。平林さんさえ現場に張り付いてみえれば、こんな造りのおかしなケーブルを二種類も(2803と2804)世に出す事を、モガミ(mogami)は、恥じた筈だと思います。

同軸という考え方は、実は平林さんがおられた頃からありました。モガミ社のスピーカーケーブルは、同軸形式だったのです。それは、同軸形式の構造が最もノイズが乗りにくいという理論によって武装されていました。ところが、真実へと突き進んでいきますと、スピーカーケーブル部分には、ノイズは乗ってもいい、だからシールドされたスピーカーケーブルなど、ベルデンも、WEも、作らなかったのだと、当店は断言します。

ということは、おかしな部分、つまり問題は「造り」ではなく、値段なのでしょうか。平林さんが現役でさえあれば、この値段は無かった事でしょう。


 

今まで当店は、高額なものはダメだと口を酸っぱくして語り続けてきました。そして、それは今後、何があろうと、揺らぐ事はありません。ことオーディオに限っては、高額なものは、ダメ、これは常識だと考えて下さい

そして、二度と惑わされないで下さい。

 

★モガミ(mogami)社も、世間一般の企業と同様、お金が足りないのだと想像するのが、正解でしょうか。それがモガミ(mogami)2804が生まれた理由なのでしょうか。


そして、こういう高価なものを扱うショップというのは、昔ながらのぼったくりオーディオ店の得意とするところです。それがモガミ(mogami)社のものであるというところが、少々、我々にとっては、ショッキングな事です。モガミ(mogami)2804というのも、2803と並んで、要注意です。モガミのケーブルは、昔ながらのものが一番いいです。モガミ(mogami)2804につきましては、十二分に、気を付けて下さい。

注:)昔ながらのもの、つまり、モガミ(mogami)は、ラインケーブルでは、2534が、最も日本の音楽を再生するにふさわしいものなのです。スピーカーケーブルでこれぞというものは、モガミにはありませんでしたし、今も無いでしょう。ということは、2804もダメだということです。

モガミ(mogami)2804は、当店は出しません。2803を出さないのと同じ理由です。高額でAE線に劣るものを出せましょうか。

当店は、おそらく永遠にモガミ(mogami)2804は、出さないでしょう。それは当店の体質とは、モガミ2803同様、まったく異質なものだからです。

モガミ(mogami)2804というものも、2803同様、あり得ない
妄想・幻想・夢を抱かせるような代物です。それがあり得ないというところが、悲しいのです。

モガミ(mogami)2804も、2803同様、一種の、蜃気楼であり、近寄ろうとすればするほど、目的から遠ざかっていく、カフカの「城」のようなものだからです。

しかしながら、モガミ(mogami)社は、今まで日本のプロ用音楽界に多大なる貢献をしてくれたメーカーです。だからこそ、2804のようなものは、出して欲しくないのです。

モガミ(mogami)2804などという、メーター100円のAE線にも負けるようなものではダメでしょう。

しかし、企業には利益が必要です。当然のことです。そして、モガミ(mogami)2804は、高価とはいえ、民生用のぼったくりケーブルに比べてしまえば、ずいぶんと、ましなのでしょう。

モガミ(mogami)2804に出会ったお客様は、経営が苦しくなりつあるであろうモガミ(mogami)社に、投資してあげて、モガミ(mogami)社の歴史的貢献に感謝する事を忘れず、モガミ(mogami)2804の音から、AE線との違いを見抜き、勉強されてもいいのではないでしょうか。モガミ2804を買ってしまったかたは、それを勉強材料にすべきです。

そして、モガミ(mogami)社のラインケーブル、2534とモガミ(mogami)2549、この二種類のバランスケーブルに出来る仕様の、つまり、プロ用のケーブルは、永遠に光り輝いていくことを再認識して新たな一歩を踏み出せばいいのではないでしょうか。
特にモガミ(mogami)2534は、特別なものであり、1990年代くらいまでの「日本でミックスダウンされた」音楽を再生するには、それしか無いと言ってもいいくらいの、日本が生んだ絶品であり、モガミ(mogami)社の最高傑作です。

注意事項:)モガミ(mogami)2804は、同軸ケーブルという、スピーカーケーブルとしては、訳の分からない構造をしています。同軸ケーブルがノイズが乗りにくいからでしょうか。

スピーカーケーブルなど、ノイズが乗ってもいいということに、モガミ(mogami)社は、一刻も早く、気づかねばなりません。そして、モガミ(mogami)2804などの同軸形式のケーブルを、スピーカーケーブルに応用するのは止めるべきです。

モガミ(mogami)2804のような同軸形式のスピーカーケーブルが、本当に良いのであれば、モガミ(mogami)社が、それを実行する前に、あのWEが、ベルデンが、70年以上も前、つまり、一世紀近く前から、とうにやっていたであろうということに、モガミ社は、一刻も早く、気づかねばなりません。

モガミ(mogami)2804も2803同様、同軸形式のケーブルで、耐久性もなく、すぐに断線するレベルのものだそうです。

モガミ(mogami)2804は、それがケーブルだけで、メーター4000円もするのですから、今までのモガミ(mogami)社の体質を考えると、少々おかしいのです。

モガミ(mogami)2804は、せいぜい、昔ながらの真空管アンプを使っている、オーディオ業界にぼったくられ続けてきた人が使って良いと思うのだという事でしょう。それならば、オーディオ界のぼったくりケーブルよりは良いという意見が出ても、まったく不思議ではありません。

モガミのやることですから、実際にオーディオ界のケーブルよりは、音もいいのでしょう。ただし、値段がいけません。

いづれにしても、モガミ(mogami)2804というような、虚弱なスピーカーケーブルを、なぜモガミ社が発売したのかは、永遠の謎です。

「謎」・・・、それがモガミ(mogami)2804の正体です。

そもそも、一芯のスピーカーケーブルは、普通は誰も使いませんし、虚弱であるということは、プロの用途にも向かないということです。AE線を知っておられるかたは、その恐るべきフラットさを知ってみえますから、モガミ(mogami)2804程度のものでは満足出来ないでしょう。

ということは、です・・・

モガミ(mogami)2804などというものは、メーター300円で売っても儲かるものであるということです。それがなぜケーブルのみで、メーター4000円もするのか??、その理由は、ぼったくりオーディオ界に、数十年も居座っているような、えせの僧侶まがいのような人物、つまり・・・・

今までの生涯で、オーディオごときに、数千万円も投入してきているような、「石の上にも30年!」というような人物をターゲットにしたケーブルであるからだ!、ということです。

さて、ここまで深みを読むと、モガミ(mogami)2804への不可解極まりない評価をも、手に取るように理解できますでしょう?

モガミ(mogami)2804にとりつかれたオーディオマニアは、民生用機材しか知らないのです。本当に凄いスピーカーケーブルを知らない。

結局のところ、どう考えても、どこまでいっても真実にはたどり着けないという、恐るべき蜃気楼に、すでに、してやられている、ということです。

どなたか、モガミ(mogami)2804の虜になっているかたを見つけられたら、それは本物の音ではありません。AE線を使って、音の焦点を合わせて見て下さいと、教えてあげてください。

 

★鬼門コーナーの読者のかたへ(モガミ【mogami】2804と2803についての伝言)


あれよあれよという間に、とうとう鬼門コーナーも87番になりました。87番は、カナレ社と並ぶ、日本の切り札、あの栄光のモガミ(mogami)社を、モガミ(mogami)2803というケーブルとともに、モガミ(mogami)2804というケーブルについても書く事になってしまいました。栄光のモガミ社を、褒める事が出来ないことになってしまったのです。

これは本意ではありません。モガミ(mogami)社には、今までも、そして今後も、頑張っていただかなくてはなりませんし、私自身もモガミ(mogami)社を、心から尊敬している一員であると、告白します。

ですから、実は、2804など出して欲しくありませんでしたし、こんな、モガミ(mogami)社を否定するような、書きたくないことまで書いていたくないな、というのが、正直な本音であります。

もうお願いですから、オーディオ界の、高額商品だけは、止めていただきたいものです。また、
プロ用ケーブルメーカーが、オーディオ界に参入して、「一儲けしようぜ」というような商品を出す事も、金輪際、止めていただきたいものです。そういえば、カナレのスピーカーケーブルでも、異様に高額なものがあったと、記憶しております。
モガミもカナレも、それらの商品は、完全に、オーディオマニア向けであり、プロ用ではないのです。


2014年 5月 30日





(トップページに戻る)

(鬼門コーナーのトップページに戻る)

 

 

 

モガミ2804

モガミ(mogami)社には、2804というおかしなスピーカーケーブルまであった!

blank blank


無断転載を固く禁じます| copyright 2005 PRO CaBLE | 

blank
↑