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- 超高性能スピーカーの功罪と小型スピーカーによる偉大なる救い!-


超高性能スピーカーの功罪と小型スピーカーによる偉大なる救い!



今までの当店を知るかたには、びっくりされるような事をするかもしれません。

実は当店は、二つの相反する考え方と「方向性」を、最初から兼ね備えていました。それは鬼門コーナーをじっくり読まれてきたかたには、すでに分かっておられる事と思います。



★ひとつめは、

音とは、F1の音(生音)を目指せるものであって、どなたにも安価に、ぼったくりオーディオとは違って、簡単にF1の音(生音)は出せるものでありますし、当店が蓄積してきた技術の集大成による、そのレベルの音を出す方向性は、100%確実であるとお約束出来ますし、間違いのない方向性であるという考え方。


★ふたつめは、

音など所詮ただの音であり、総じて言えば、どうでもいい。
肝心なのは「音楽そのもの」のほうであり、音楽を聴く事が趣味であるなら、音などにこだわるべきではない。AMラジオやラジカセのような小型スピーカーの音は、「音楽そのもの」を聴くには適度であり、むしろ小型スピーカーの音は、良い音である、という考え方。


この二つです。


さて、この二つめの課題、「小型スピーカー」についての課題を、ここにとうとう、具現化します。

小型スピーカー
をお勧めする事により、この二つめの課題をクリアーします。


★それは下記の二種類のスピーカーです。

16.5センチウーファーの小型スピーカー、BIC DV62si

小型スピーカー JohnBlue JB3 超強力フルレンジ!





確かに、今までのオーディオは、ぼったくりでした。一台が数百万円などというCDプレーヤーは人様をバカにしているものであるのは確かです。

そして、その種の価格のものを購入されてきたかたは、おそらくですが、生音に近いほどの良い音を望んで購入されてきたのではないでしょうか。ところが、そのようなレベルの音は、その種のぼったくり機材では、到底出よう筈もなく、iPodに遥かに劣る音しか出なかったのが実情でした。

それほどiPod、つまりパソコンメーカー(デジタルを扱うプロ)が製造したものは、質が高かったのです。


スピーカーも同様で、大金をはたいて買うような、特に小型スピーカーに限って、小さく、ボロく、単なるぼったくりものの小型スピーカーに過ぎない事が非常に多く、大したものではありませんでした。

さてそこで、当店では、F1級の音の出るスピーカーに、割と近いものとして、プロが現場で実際に使っているもの、つまり現役のプロ用のものとして、EV(エレクトロボイス)のTOUR X(TX1152)や、今では、最新機種である、ZLX-15 などを、紹介させていただいているわけです。


そのことは、非常に良い事であったと、考えています。「ぼったくり」の小型スピーカーばかりが、根強くはびこっていたオーディオ界に、一石を投じる事が出来たと思います。

しかし、良いスピーカーであればあるほど、我々はそれを使いこなすのに、極度に高度なテクニックを必要としてしまいます。
そして時には、非常に神経を使わされるものである事も、事実です。使いこなしかたは、全て当店が公開するとします。そして、使いこなせるかたがたが、増えていくとします。するとどういう事が起きるのか??

手取り足取り教えてもらわなくてはならないほど扱いの難しいものであるということは、使いこなしていると考えたとしても、それは本人様だけがそう考えており、実際には、それよりずっと前の段階に居る、つまり、実際には初心者のままであった、という事が、多発するのです。伝えきっていない部分もあります。音は生き物ですから、その都度セッティングしなくてはならない事が、多過ぎるのです。


さて・・・それでは・・・、その一例として・・・、



★商品説明欄等で、まだ伝達していない事で、普遍的に通用しそうな事を一つ、具体的にあげてみます。

例えば、38センチウーファーのスピーカーの場合には、ウーファーのエッジ、このエッジ部分から計測して、横の壁から、最低30センチは離していただかなくてはならないケースが大半だと思います。30センチ以上離さないと、横の壁を伝って、38センチウーファーが放つ低音が、部屋全体に回り込んでしまうと思います。27センチでもおそらくダメです。30センチ以上壁から離してください。それは、スピーカーを内ぶりに振る事によって、成立します。厳密に言えば、31センチから、32センチです。

勿論、こんな事は、個人責任の問題です。自分で回り込んできている低音を聞いて、それを阻止する為に、自分で判断して、処理しなくてはならない種類の事です。

が、今これを知ったかたは、試してみてください。面白い結果になると思います。

これは単なる一例であって、もちろん全てではありません。実際にはいくらでも問題が出てくるでしょう。

とにかく、38センチウーファーの高能率スピーカーは、性能が、高過ぎるのです。そしてその事が、ユーザー側からみての、ほんのわずかな事が気になるという、微々たるセッティングのミスでさえ、非常にデリケートな音になってしまいますから、初心のオーディオマニアのかたを、非常な神経質にさせてしまうケースさえあるのです。

ならば、民生用のぼったくり小型スピーカーの、高額でありながら、性能の低いものならいいのかと言いますと、それは勿論、おかど違い、です。

確かにその種の小型スピーカーは、神経を使いません。が、数万円のそれらのものと、どこが違うのかと申しますと、どこも違わないのです。単に理由無く高いというのが、小型スピーカーの実態でした。

その程度の小型スピーカーならば、米国のものならば、二個で二万円程度で買えるのです。いや、米国内ではもっと安価なのですが、送料、関税などを合わせると、日本国内に持ち込むには、その程度の値段になってしまうという意味です。しかしそれでも十分安いでしょう。

さて、超高性能スピーカーのほう、つまり、現代のSR用、つまりPA用の、38センチウーファーものは、それらの小型スピーカーに較べれば、高額です。とはいえ、それは一個、せいぜい、高くても6万円くらいです。

そして、それ以上の高性能なスピーカーには、我々は近づくべきではありません。例えばそれは、WEのフィールドスピーカーであったり、往年のアルテックのスピーカーであったりします。その種のものは、「鬼門」としてもいいくらいに危険なものです。オーディオ人生を、いや、人生そのものを、一からやり直さなくてはならないほどに危険だと考えていただいても結構です。


北海道の、プロの大御所のレコーディングエンジニアの関井さん(当サイト鬼門コーナー61番、マイクの使い方の最終回答に登場している超一流のプロのレコーディングエンジニア)に、一体全体、アルテック612Aモニターを素人さんが入手するとどうなると推測されますか?と、私が問うたところ・・・、


「あぁ、それは危険ですねぇ。一から民生用オーディオを全てやり尽くさなくてはならない運命になるケースが大半なのではないかと思いますねぇ。いくらお金があっても足りない結果になるでしょうねぇ。」と、回答されています。

このプロの判断、プロの回答には、最大限に注目してください。実際にその素人さんの人生が、その通りになっていくからに他なりません。

つまり、オーディオなどというものは、初めから、非常な警戒心をもって近づかなくてはならない、その種のものであったということです。

転じて・・、

そこで、AMラジオの優秀性が重要になってきます。かつてのラジカセの優秀性が重要になってきます。神経を使わずに済む「安・価・な」小型スピーカーこそが、今、我々には、必要なのかもしれません。

かといって、オーディオショップ(鬼門)が売っている小型スピーカー類は、AMラジオに毛が生えた程度のものであるに関わらず、価格はなんと、一個だけで、何十万円もするものばかりです。


この種の商品は、一体全体、誰がどこで製造しているのでしょうか?、私は日本のオーディオショップが海外で小型スピーカーを作って、いかにも舶来品のフリをさせて、逆輸入して、ぼったくっていると想像しているのです。

とにかく、その種のものは、まったく本末転倒でしょう! そんな小型スピーカーを買うくらいなら、オーディオなど、はじめからしないほうがいいのです!!



そういった事情もあり、ついに当店は、「適切な」小型スピーカーを、皆さんに提供する体制を整えるに至りました。

ご提案しているスピーカーは、二種類あります。フルレンジの小型スピーカーのほうは、さらにAMラジオに近づきます。ストレスが極小になります。16.5センチウーファーの小型スピーカーともなりますと、かなり音質は向上し、微妙なラインに近づきます。セッティングもある程度は必要だ、というレベルの小型スピーカーです。しかし、その16.5センチウーファーの小型スピーカーであれば、当店のこのコーナーを読まれているかたには、片手間でもセッティング出来るものと考えます。


さらに、この二種類の小型スピーカーは、このくらいの大きさの小型スピーカーならば、これくらいの値段が適正であるというバロメーターにもなると思います。勿論、本国の米国ではもっと安価ですが、個人輸入のリスク、輸送中の事故等のリスク、関税や国際便の送料負担、故障していた場合の保証など、諸々の事を考えますと、当店でお買い求めになられたほうが良いでしょう、という価格に、設定しております。

これにて、安心を、そして救いを、得られてください。今まで高性能スピーカーで成功してこられたかたにも、小型スピーカーは、サブシステムとして最高のものになってくれるでしょう。小型スピーカーは、音ではなく、「音楽そのもの」を聴きたい時の切り札になります。

そして、それは魂の救いになってくれる事すらあると考えます。それが音楽だと考えているのです。

勿論オーディオで、激しく失敗した人にとっては、これらの小型スピーカーは、最後に人生を託す望みであり、大いなる救いとなってくれることでしょう。




そして・・・、


こう書いたからといって、当店はF1の音を否定しているわけではありません。むしろ今でもその逆です。どうせやるなら「ぶっちぎりの高音質」が簡単に出せるのですから、積極的にぶっちぎってやって、ポールポジションを狙えばいいのです。


★ひとつめ

と・・、

★ふたつめ

は、常に、共存する事が、出来ます。


ということは・・・、

F1の音で「音楽を聴く事」に挑戦するもよし、何もしなくても「音楽を楽しめる」小型スピーカーを入手するもよしで、我々は、やはり、最後まで、自由です。

 

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これより先は、小型スピーカーについての「お客様の声」とします。
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Aさんのコメント: やはりCDプレーヤーは、おかしかった!!
 
 
プロケーブル さま
 
東京世田谷の○○です。

ケーブル届きました。
 
早速ロックバーのミキサーに差し、実験しました。

鈴木茂の1st『バンドワゴン』1曲目「砂の女」を、
オリジナル盤LPとiPodnanoとで比較しました。

マスターは両者の音がほとんど変わらないことに
驚いていました。
 
そこにいた何人かのお客さんも驚いていました。
皆、iPodかiPhoneを携帯していたので
それらに接続して、どんどん試していました。

聞いてみたら、皆、エラー訂正なしのMP3で録り込んでいたのですが
CDプレーヤーよりもよい音だと云っていました。

プロケーブルの名を皆、メモしてましたよ。

 
 
 
プロケーブル注:)ここは小型スピーカーのコーナーで、場違いかもしれま
せんが、CDプレーヤーの異常さの話題も少々は出てましたので、上記の、
お客様からのメールを掲載させていただきました。

つい最近いただいたメールが上記のものです。今は2010年の7月です。まだ
まだCDプレーヤーのおかしさを知らない人々が、ごまんといるという事が、
このメールで分かった次第です。
それを知らなければ、小型スピーカーどこ
ろの話ではありません。それ以前の問題です。
 
 
★CDプレーヤーのおかしさをもっと知りたいかたは、下記をクリックしてください。

19)CDプレーヤー/欠陥品(大鬼門)
        ↑クリックしてみてください




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Bさんのコメント: 絶妙!セッティングテクニックの一例!

Subject: 落とし穴?
 
こんにちわ、岐阜の○○です。
 
D-45とアレンXONE02の扱いにちょっと慣れてきました。
 
焦点合わせをしていたんですが、D-45に変えてからどーも
変でした。チャイムコードを切って行ってもうちょっとかな?
と言う所で切ると音が引っ込んでしまうんです。シャープに
ならないんですよ。
 
焦点通り越してしまったのかと、何度か繋ぎなおしてやり直し
てみましたが同じです。大体シャープになる筈の所でどーして
音が引っ込むの?頭抱えました・・。法則通りにならない・・
・。なんで?
 
しばらく悩んでましたが、もしかしたら・・・バスレフポート
が怪しいかも?と思いました。30cmウーファーであれば充
分な容積がありそうなエンクロージャーだと思いましたし、背
圧が高くてもD-45なら平気で鳴らしてしまうだろうと。
むしろ背圧がかかってないから、トラクションがかからずウー
ファーがまともに動いてないかもしれないと思い、取り敢えず
バスレフポートに詰め物をしました。
 
・・・・・・原因はともかく、対策はどうやら当たりです。音
が前に出て、もう少しで焦点と思っていた音が緩い音になりま
した。そんなに悪いスピーカーじゃないと思ってたんですが・
・・、D-45で欠点が露呈してしまったようです。
 
とはいえ、コレが起きたのが今で良かったです。そちらのHP
を見て最初に起きてたら、「やっぱり嘘じゃん、書いてある事
」てな事になりかねませんよ?二流品は怖いですねぇ。こんな
落とし穴、結構世の中にあるでしょうねぇ・・・。
 
 
プロケーブル注:)こういう事が起きますから、小型スピーカーを、
お勧めしているのです。
このかたの、判断と、その対策、下記に引用しましたが、この種の
判断力がオーディオでは常に問題になります。
 
というのは、このかたの言われる通り、
 
>こんな
>落とし穴、結構世の中にあるでしょうねぇ・・・。
 
そうなんです。こういう事が、オーディオでは多過ぎるのです。

だからこそ、小型スピーカーなんです!!

プロ用で最高峰の音をと思われるのでしたら、全く当店の先輩がた
の真似をしていただいたほうが良いのです。

それくらいオーディオには、落とし穴が多いのです。

ですので、ほんの少しでも勝手な事をしてしまうと、迷い道に入っ
てしまうのです。
 
さて、下記がこのかたの判断と対策です。
 
>むしろ背圧がかかってないから、トラクションがかからずウー
>ファーがまともに動いてないかもしれないと思い、取り敢えず
>バスレフポートに詰め物をしました。
 
こういう、曲芸的な判断が、瞬時に出来る自信の無いかたは、いっ
そ適正価格の小型スピーカーにしてしまうか、それともF1なら
F1でもいいのですが、きちんと先輩がたの歩んだ道を歩み直す
かです。
足を踏み外さないように。

であれば、わざわざ小型スピーカーにされなくても、さほどの危
険はないでしょう。

が、総じて言えば、こんなことは異常な事であり、

こういう事を考慮に入れれば、小型スピーカーの
ほうが、色々な意味で、圧倒的に無難であること
は、誰も否定できないでしょう!!


 

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Cさんのコメント: 父性と母性は両立する!


鬼門70を読ませて頂きました。
超高性能スピーカーと小型スピーカーを私なりの見立てで勝手に解釈しますとかなり極端ですが超高性能スピーカーは偉大なよき父親小型スピーカーは慈しみに富む母親の様な気がします。自分が成長したい時、元気になりたい時、好奇心の余り何か冒険や挑戦したい時に、楽しみたい時に、色々なことを経験を経て素晴らしさを沢山知っている素晴らしいスピーカーという父親の元へ近づく様に。しかし余りの素晴らしさに耐えきれずに、その場を離れたい時に母親スピーカーの元へ落ち着きたい。私自身がまだ幼児であったなら、そんな心理になると思います。その様な両親と言うスピーカー達の中でいっぱいよい音という愛情を浴び、もう満足だと思った時に、音質などどうでもいいと自立し、自分で音楽そのものを求める心理まで行くのかと思います。


プロケーブル注:)これは的を得ている解釈だと思いました。オーディオというものを、この解釈
を知ったうえで考えると、より深く、オーディオというものが理解出来るように思いました。





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小型スピーカーのもたらす救いと安心 音ノイローゼのかたには、小型スピーカーは、救いになります。

 

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