■ビッグニュース
あの北海道の大御所、プロの中のプロの関井さんが、2009年11月19日に、北海道の居心地の良いカフェに登場されることとなっております。「本物のプロの音」がいかなるものか、コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと、一度は聞いておかれるといいでしょう。
詳しくは、最新情報のすぐ上、つまりお客様のコメントの一番下のほうですが、そこをご覧ください。
日程等は、そのリンク先のサイトでご確認ください。今年(2010年)は、五月から再開されるそうです。
関井さんは北海道の札幌で、我々アマチュアのために今後も催し物を開催されることと思います。
■ビッグニュースの追加情報
お客様から、北海の大御所、あの関井さんのイベントの結果報告を寄せていただいております。お客様のコメントの下のほうをご覧ください。
■ビッグニュース その2
あの北海の大御所、関井さんがまた動きました。今度ばかりは、びっくり仰天です!
ライブの途中で生音と録音を切り替えて、誰もそれに気付かなかったという、WE(ウェスタン・エレクトリック)以後の、伝説的ですらある、あの実験の再来です!
詳しくは最後のコメントを参照ください。
■ビッグニュース その3!
またしても、北海の大御所、プロの中のプロの関井さんが動きます!
2010年10月23日(17:00~19:00)、最近の予定ではこれが最後です!
北海道の居心地の良いカフェに登場されることとなっております。「本物のプロの音」がいかなるものか、まだお聞きになっておられないかたは、一度は聞いておかれるといいでしょう。
詳しくは、このページの一番下の箇所をご覧ください。
★追記致します。
プロケーブル注:)レコーディングというのは、マイクの立て方のみならず、現在のデジタルレコーディングの場合には実に様々な問題を抱えています。そういうことが、1番さんエンジニアや2番さんエンジニアとメール交換しておりますと、よりいっそう痛感するようになりましたので、マイク以外の問題点も少々ではあるでしょうが、このページで取り上げていきます。自宅レコーディングのアマチュアのかたなどはぜひ参考にされてください。ここに関わるエンジニアさん達は第一線で活躍されているかたがたばかりです。最初は1番さんが指摘されたマスタークロックの問題です。これが機材が多くなればなるほど(パソコンとレコーディングインターフェイスだけでもそうなるようです)、別のマスタークロックを使ったほうが良いという事実です。ただし、これは音楽鑑賞には全く必要ないですし、そんな事を音楽鑑賞でしていたとしたら気持ちの悪いことだと、1番さんは締めくくっていました。確かに気持ちの悪い事です。音楽再生の場合データー量が少ないですから、パソコンのクロックで十分です(例え別クロックでワンランク良くなったとしても!)。他には2番さんが以前語っておられた重要な問題があります。マスタリングの問題です。これが現在ではCDRか専用のマスタリング用テープを持ち込むしか無いとのこと(専用テープと機材は相当に高額です)。したがって、マスタリングスタジオを通さずにCDを製作しようとしますと、CDRを焼く機材の徹底した選択と、CDRそのものの質の高いものを模索するしか無いところです。この問題にも触れていきたいと考えています。
■下記からが、元々からの本文になります。冒頭はマイクの立て方の問題ですが、途中からマスタークロック問題、そしてCDR、マスタリング問題になります。
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プロのエンジニアのかたの実験で、マイクの使い方までもが、音響の最終回答を利用出
来るかもしれないという事が浮上してきています。
これはまだ検証途上にある可能性も大ですので、多くのプロのかたに実験していただく
必要がありそうですが、実験というものは、結果が全てです。
その意味ではすでに一人のエンジニアさんの実験結果をみますと、成功していると言え
ます。
下記は、「音響の最終回答 その3」に少々掲載しておりましたが、これは単独掲載が
必要と感じましたので、マイクの使い方のコーナーを設けました。音楽をしておられる
かたは、ほぼ良好な結果が得られると思います。ぜひ実験されてください。
なお、ここでの1番さん、プロのエンジニアのかたのコメントは、
52)音響の最終回答(続々)スピーカースタンド コメント集 その3
上記の項目の中で、59番さんとして、コメントを二つ掲載していたものです。
プロのかたのコメントはなかなか入らないかもしれませんので、ここはじっくり腰を据
えて進めていきたいと考えています。
マイクというもの、録音というものは、オーディオとは全く関係なさそうですが、実際
にはレコーディング時の優れた録音はオーディオの音質にダイレクトに反映しています。
その意味でオーディオの皆さんにも陰ながら応援していただけると有り難い限りである
と考えています。
といって、我々に何かが出来るかというと何も出来ませんので見守っているしかないの
が現状ではありますが・・。
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1番さんのコメント: プロのレコーディング・マイクの立て方の最終回答か?!
Subject: マイク音響に関して
○○です。
じつはまだお礼申し上げなければならないことがありまして
音響の理論をマイク配置に応用してみたんです。
これも素晴らしい結果をもたらしてくれました。
応用と言っても単純で、スネアやハイハットなどの
音源から部屋のコーナー(点)の対角線上にマイクを設置
しただけです。
ちょっとマイクと音源の距離に制限が出て不安もあったのですが
明らかにマイクの尻で点を狙った方が良かったです。
ドラム録音はいつも音のかぶりで悩むのですが
これによって今までに無い音の明瞭さ、分離感が得られました。
正確にやればやるほどシャープな音像でしたので
今度からはレーザーポインター持参で録音に望んでみようかと考え
ています。
音響スタンドは導入できていないものの、音響の威力をこんなところでも
思い知った次第です。
プロケーブル注:)これは凄い情報が入りました。プロのかたがたはぜひスタジオ
で試してみてください。マイクの使い方/最終回答である可能性が大です。
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1番さん再登場!: マイクの立て方の最終回答?! その2
Subject: マイク音響に関して
○○です。
なんとマイキングの最終回答ですか、
ただマイクには必ず指向性というのがありますし、
形状もさまざまですから、向き不向きがありそうです。
無指向性のマイクなどは向いていないかも知れませんね。
歌や管楽器の録音も控えているのですが、
今度はコーナーに向かって音を出してもらえば
良い訳ですからさらに単純になりますね、楽しみです。
プロケーブル注:)ここで私は楽器をコーナーに持って行き、マイクを楽器、及び
部屋の点に向けた場合どうなるのか、それに疑問を持ちましたので、本人様に聞い
てみましたら、すでにそれは実験済みでした。それが下記、その3コメントになり
ます。
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1番さんです!: マイクの立て方の最終回答?! その3
Subject: マイク音響に関して
お世話になります、○○です。
> もう一つあり得るのは、部屋のコーナーで楽器を演奏
> しておいて、部屋の点に向かってマイクを設置すると
> いうのはどうなのでしょう。
今回、スネアの裏側に立てたマイクが
どうしても尻でコーナーを狙う事が出来なかったので
頭でスネア越しにコーナーを狙ったのですが、
やはり少し落ちる感がありましたね
マイクは音を受ける側ですから
点に向かっていく音を拾うのがベストなのかなと
今のところは推論しています。
プロケーブル注)ここで私は尋常ではない出来事が起きている事に気付いて、
これは鬼門コーナーに単独掲載しなくてはと考えるに至りました。
それに対しての1番さんのコメントが下記です。
さてこの結果、どうなっていくことやら!!です。
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1番さんです!: マイクの立て方の最終回答?! その4
Subject: マイク音響に関して
○○です。
鬼門コーナーの影響力は大ですから
自分のようなインディー者だけでなく
やはり他の方の検証も欲しいですね。
ひょっとしたらメジャーのエンジニアの方々の中には
当たり前のようにそれをしているような人も
いるのかも知れません。
これがもし本当に通用するとしたらPA現場、
コンサートホール、ライブハウスでもいけるということになりますから
凄い事になるかも知れませんね。
プロケーブル注:)その後、他の二名のプロエンジニアのかたに連絡を取りま
したので、時間はかかるでしょうが、実験してくれると思います。
これはマイクを立てるついでの実験になりますので、少々の時間はかかると思
います。
複数のプロの意見が一致してくれば、一般的にメジャー、インディーズ、フリー
エンジニア問わず、エンジニアという人種の技術力や音への執念は相当なレベ
ルのものですので、完全に1番さんエンジニアの実験結果が正しいことが証明
できるかと思います。
今は結果待ちです。これは一ヶ月、二ヶ月単位になりそうです。
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2番さんのコメント: 別のレコーディングエンジニアから返答が来ました!
面白い規格ですね、是非参加させて下さい。
こういう実験は大好きです(笑)
何か面白い結果が出次第、報告いたします。
でもよく考えてみると何故、音源がコーナーから
発せられてるわけではないのに、
そこにどういった合理的な理由があるのかが、
ちょっとすぐには思い浮かびませんね。
○
プロケーブル注:)確かにこのエンジニアさんの言う通りで、音源そのものはコー
ナーからは発せられていません。ただ、私自身が感覚的、これは非常に感覚的に
感じている事というのは、実は下記のような事です。
★点から部屋に向かって斜めに来ているライン、そのライン上を音は集合して走
っているだろう、というような感覚です。点から部屋の中央に向かって来るライ
ンは、特にトルネードーのように、音を巻き込みながら双方向に斜めに走ってい
る、というような感覚です。
これは感覚的なものですので、結果ではなく、単に感覚的なものとして書きます。
これと同様の事を、しばし登場されておりませんが、あの化け物さんも、私が音
響の最終回答を発表した時に電話で言っていました。WEのホーンを部屋の角の点
から斜めに吊り下げて設置していたそうで、それが一番音が良いと。
どうやら、点、点には大いなる秘密があり、点から斜めに走っている音は、面に
反響して、次の点に集合します。そしてその点からまた音は発せらて部屋を回り
ます。
音が斜めに走っている場所、すなわち、そこは垂直、水平方向への音が極小にな
る箇所である可能性が大ですので、その角度に指向性の強いマイクを設置すると
音が良くなるのではないかと、今はそのように仮定しています。これはずっと仮
定のままなのかもしれません。証明は困難でしょう。
したがって、プロのかたがたの実験、実験結果がどう出るか、それだけが一番重
要な事になってきています。
とにかく結果が全てです。論理や理屈ではありません。論理や理屈ではこういう
事には限界がありますし、時間がかかり過ぎますし、多くのかたが迷路に迷い込
む可能性まであります。
1番さんが実験済みの、ドラムを「点」の前に置いて、手前方向にマイクを設置
してドラムを通過させて点に向けるというのは、点から発せられた音がドラムの
存在によって乱れるからこそ、うまくいかなかったのだろうと、仮定しています。
それにしても、心強い味方が付いたものです。このエンジニアさんも、音の実験
となると、徹底した執念でもって挑むかたですので、必ず正しい結果が出て来る
どころか、音響の秘密にさらに迫る可能性すら、そこにはあります。
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3番さんのコメント: 北海道のエンジニアのかたより驚異の電話が入りました!!
北海道の関井久夫さんという古くから音楽に関わっているかたで、ムーンコールドスタジ
オを運営されているかたより、お電話が入りました(名前を出しても良いという了解を得
ています)。
とんでもない内容でしたので、本人さんが語られた事をそのまま文字にします。なお、こ
のかたの正体は、洞爺湖サミットの音楽担当でプロデュースにあたられたかた、というの
が一番早いでしょう。
今まで東京の音楽の仕事の一部を受けて、それをまた東京に戻すという仕事をされていた
そうです。仕事柄、ムーンコールドスタジオという名前はほとんど出てきません。
メールを打つのが苦手な高齢のかたですので、今までは甥のかたがケーブル類を代わりに
購入されていたという、古くからのお客様でもあります。
http://hokkaido.maido3.com/song/jp.html
上記が洞爺湖サミットの関井久夫さんの記事です。
★お電話の内容
5年か6年前ほどに(私が音響の最終回答を発表する以前の事です!)、ライブハウスでの
録音が入り、ベストポイントを探していた時の事、オンマイクでは不自然になるので、結
局、ノイマンU87二本だけで、ローカットフィルターをオフにして、オフマイク二本だけ
で録る。
その時にベストポイントを探していたら、音源から8mほど離れた、音源と天井の点を結
ぶ線上の、天井の点から80センチほど離れたところであった。
その音は、オンマイクのようであり、そこに楽器が実在するような音であった。80セン
チという距離を前後させると、かなり音が変わった。音がこもったりして、80センチが
その時は最もクリアーな音で、ベストであった。
その時には何故そうなるか分からなかったが、このページをご覧になられて、はじめて理
論的に分かり始めたとおっしゃっておられました。スピーカーの音響のところでは、マイ
クとはそれが一致せずに気付かなかったとも言っておられました。
これは当然です。私自身もまさかマイクまで!と、はじめは感じましたから。
ということで、それからその録りかたで録音されたプライベートCDが二枚ほどあり、送っ
てくださるとの事。
「氷壁クライマーさんや化け物さんなど、凄いかたがたがここにはいらっしゃるので、む
しろそういうかたがたの耳にどういう風にその録音が聞こえるかを検証していただきたい
くらいです。」と、おっしゃっておられましたが、エンジニアの耳のほうが我々より凄い
に決まっていますので、「その必要性まではないでしょう」と、返答しております。
今後も別のエンジニアのかたから検証結果が入るわけですから、特に我々が検証しなくて
はならないような事ではありません。もっとハイレベルな事態に陥ってきていますので、
この先はプロにだけ関わっていただきたいくらいの事です。
こういうレベルの事はプロだけの力で最終的に決めていっていただきたいくらいの事だと
素直に感じています。勿論アマチュアの個人録音のかたの実験の結果も貴重ではあります
が、プロとアマチュアとでは機材のレベルが違い過ぎます。
なお、関井さんが言っておられた事で面白かったのは、オンマイク(至近距離から録るマ
イクのセッティング)は不自然であるという考え方でした。普通楽器に耳をあんなに近づ
けて聞いたりはしないがゆえ、オフマイクのほうが自然になるとの事でしたが、話がロッ
クの音の事や、レコーディングのみでライブをしないミュージシャンの事になると、やは
りプロは視野が広く、それはオンもありで当然です、という考え方をしておられました。
ボーカルを録る時に使うコンプレッサーは普通はウーレイなのですが、関井さんの解釈で
は、ライブをするミュージシャンの場合には、ウーレイだと録音の音とライブの音の落差
が激しくなるので、ドローマーの1960のオールドを使うそうです(注:これもオールド
でないとプロ用途としてはまったくダメだそうです)。
それを使うと、録音とライブの音の落差が少なくなるとの事でしたが、ライブをしないミュ
ージシャンの場合にはウーレイで構わないそうです。そういう事まで考えてコンプレッサー
を選んでいるという事をお聞きして、もうこれはとんでもないことだ、百戦錬磨のかたな
のだなぁと、感じております。
例えプロでも普通はそこまで考えないだろうと想像してしまった次第です。
以上が関井久夫さんとの電話のやりとりでした。
他にも音の事で、ついでにと、少々機材についての質問をしたりして、凄い回答を得たり
しておりましたが、必ずしも公表出来る事ばかりではありませんでした。それらの回答は、
あまりにもハイレベルな事であったのです。
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1番さんです!: マイク音響理論が確立されつつあります!
Subject: Re: マイク音響に関して
○○です。
鬼門コーナーに載ってしまいましたね〜
他の方にも検証して頂けるのはありがたいです。是非はともかく楽しみで
すね。
またスタジオでやってきましたので、一応報告です。
時間制限が厳しかったのであれこれと試している暇は無かったのですが、
やはり上手くいくような気がします。
今回はエレキギターと歌を録りました。
ギターはアンプを角に向けてもらい、あとは前述の方法で録りましたが、
他のセッティングを試す必要が無い音だったので、そのままですね。
歌は、試しに双指向性マイク(マイクの正面、背面の音を集音する
タイプで、用途は確か対談などだったような..)を使用してみまし
たが、これはダメでしたね。
反響がモロに混ざってしまい、エコー
、コーラスエフェクトが掛かったような音になってしまいました。
ただ、ルームアンビエンスを意図に狙いたい時などは良いかもしれませ
ん。
通常の単一志向性に戻し、録り直しましたが、やはりこれはうまくいきま
した。マイクアンプのゲインが通常よりかなり低い状態でもバランス良
く、スッキリ入ってくる印象でした。
とりあえず、以上ですね。
プロケーブル注:)オフマイクの場合には、天井の角からの距離が問題になり、
その現場では角から80センチがベストだったと3番さんが言っておられました
が、1番さんの場合はオンマイクと思われます。どうやらオンマイクの場合に
は、音源からの距離や部屋のコーナーからの距離は関係なさそうだ、というの
が現段階でのマイク音響の状況でしょう。
このかたも機材の事を語らせれば、それはそれはおそろしい事を言うに違いな
いと思うと、「プロはとんでもない連中だなぁ〜こわいなぁ〜。」というのが
正直な印象です。
しかしこういう事はプロの間では、あっという間に広まっていく事に違いない
わけで、ただでさえ優秀な日本の録音ですから、日本がさらなる最先端を走っ
ていくという事になりかねない状況であります。
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1番さんです!: やはりマイクは点から近過ぎても遠過ぎてもいけない!
Subject: 点との距離
面白くなってきましたね!
ライブレコーディングの予定もあるので、関井さんのコメント、
是非参考にさせて頂こうと思います。
自分も何となく、マイクの位置は点に近い方が良いのでは?と思っています。
ただ、双指向性がダメだったので試してはいないのですが、
点に近すぎても恐らく反響が混ざるんじゃないかと思います。
今回は点を最優先でやってますので、結構、オフマイクですね。
歌などは天井の点を使いましたので、歌う人の首の角度などもありますから、
割とポイントの選択余地は少なかったです。
歌い手さんからマイク、マイクから点の距離は
それぞれ1m弱くらいあったと思います。
それでも、スタンドの説明にあるように、デッドでもライブでもない音でした。
もともと、スピーカースタンドの解説にプロケーブルさんの
「私がもし「忍者」であったのなら、天井裏にもぐって、この先端に穴をあけて、
部屋の中の会話を全部盗聴します。」
という記述があり、それを見て「ならばそこにマイクを立てれば・・」
と思ったのがこれを試そうと思ったきっかけです。
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3番さん、関井さん再登場です!: マイク設置ポイントのプロの探しかた!
Subject: マイク設置に関するポイント
コーナーや壁際にマイクを立てるためのスイートポイントの探し方は
耳の片方を軽く塞ぎ、もう片方を音源に向けて探します。
両方の耳で聞くと反射波の関係で解らなく成ります。
この事柄から判断して天井コーナー付近の点音源を利用した
双指向性でのマイク集音は困難と思われます。
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3番さん、関井さんです!: シュアーのSM58に偽物が存在する!!
Subject: 札幌関井マイク設置
先日、シュアーの58の偽者をもらいました。 見ただけでは全く見分け
がつかない。 完璧なコピーです。
・・・・・・以下 コピーの見分け方・・・・・・・・
コネクターの「1」と「3」をテスターであたると通電します。
本体をバラシてトラススを固定している蝋をほじくってみるとトランス
の代わりに同じ重さの鉄片が入れてありました。
カプセルからの2本のリード線はコネクターの「1」「2」に接続して
コネクターの裏で「1」「3」をブリッジしてありました。
皆さん注意して購入しましょう
プロケーブル注:)またしても関井さんから凄い情報が入りました。
1番ピンと3番ピンが通電するということ、これはどういう事か説明致します。
マイクは普通、長距離転送するために、バランス出力になっています。バラン
ス出力の場合は、1番と3番は通電しません。2番と3番も通電しません。
2番も3番も、どこも通電しないのです。
特に1番はアースですので、そこと2番、3番、いづれかが通電するという事
は、バランスの片側を殺して、アンバランス転送にしてあるということに他な
りません。
この事は、オーディオ機材のチェックにも使えます。1番と2番、又は1番と
3番が通電しているような機材は、バランス転送ではないということです。
片側がRCAで片側がXLRのケーブルなどなら当然、反対側のXLRの1番は2
番か3番のいづれかと通電します。これは仕方がありません。民生用のRCA機
材で、高価なミキサーなどを使わず、プロ用バランス機材を鳴らす応急処置用
のケーブルだからです。片側が民生用であれば、そうならざるを得ません。
当店で言えばRCA-XLRの変換ケーブルがそれに該当します。
が、プロ用マイクやバランス端子付きの機材というのは、長距離が前提のプロ
用であり、民生用ではないのですから、両端XLRで結線する事が前提のもので
す。
ですので、こういう事がマイクや機材のバランス端子で起きているというのは、
ほとんど詐欺まがいの事です。いや、偽物なのですから詐欺そのものですが。
しかしシュアーのSM58に偽物が存在しているということは、全国のコンサー
トホール、プロスタジオさんなどが、片っ端から、それが本物かどうか、全部
チェックしなくてはならないほどの、一大事であり、それを販売した店にもプ
ロ達から責任を問われるというほどの事件に発展していくものと思われます。
そういうものを販売している店というのは格安で仕入れているはずですから、
何かおかしいということを知っていたと想像出来るからです。
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4番さんのコメント: シュアーSM58 偽物問題!
お世話になります。
泉佐野の○○です。
先日は、色々とアドバイス有難う御座いました。
まだ、AME入手出来ず停滞しておりますが・・・・・・
Winのレジストリ設定3種試して見て、徐々に音質アップして来ております。
さて、シュアーSM58の件ですが、
ギターを始めた事は以前書きましたが、自己満足的ライブをやってみようという事になっ
てボーカル等も少し練習しています。
そういう事情もあって、マイクを色々物色していた時の事、
同じSM58なのに価格にえらい違いの有る事が解ってきました。
ある日、某オークションに出ていた為、じっくり観察しておりましたらおおよそ次のよう
な感じです。
発送元は海外。
出品者は多分、外国人。
落札された方の中にも到着した商品を、
偽物と見破ぶる人もいる様で、評価欄にその様な事をかいていました。
有名商品のコピーはどの世界でも有るようですね。
プロケーブル注:)ということは、有名楽器店に並んでいるものは、どうやら本物と
言えそうです。その点では、やたらと安いものを変な所で買いさえしなければ、安心
かもしれません。
とはいえこういう時代で、どこも利益の為に四苦八苦している状態ですので、一抹の
不安は残りますでしょう。通電チェックをしてみるに越した事は無いです。通電チェッ
クは、通電チェック機能の付いたテスターがホームセンターに売っています。
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1番さん再登場!: マスタークロックの問題!
Subject: AESシンク
お世話になっています、○○です。
前回の1694Aワードシンクに続いて、1801BでのAESシンクを試してみま
した。
同じ音になるかと予想していたのですが、これがまた随分違う音になりま
したね。
1694Aの時は音が奥から飛んでくるようになり、ポンポン跳ね始めると
いった印象だったのですが、今回は、さらに奥行きが増す印象です。非常
に音楽的に鳴ります。
奥行きが増えた分、音の端っこが1694Aに較べて少し滑らかにも聴
こえ、どちらが上か?という判断は難しいです。ナチュラル系の高
級コンプぽい変化とも言えそうです。ジッターエラーを計測すれば数字で
出るのでしょうが、曲調や好みで選択する方が良いように思いました。
何れにしても素晴らしい結果です。
実は、レコーディングに使用されたクロックでもって再生を行わない限
り、完璧な再生は出来ないそうです。
具体的には、別のクロックで再生した場合、ほんの僅か、サンプリング
レートにズレが生じピッチが上下する様です。0.1hzとかそれくら
いかも知れません。
これは通常、問題になるようなレベルではないですが、マスターがデジタ
ルであった場合、音源から100%の情報を引き出すにはそれが必須と
いうことになりますね。
今回はレコーディングにインターフェイス内蔵クロックを使ってしまって
いるので、採用するかどうか悩みますが、次回からは必須の装備になりま
すね。
プロケーブル注:)1番さんエンジニアが、なぜこんな事をしているかと言いますと、
冒頭にも書きましたように、レコーディングの場合にはデーター量が膨大でパソコン
に負荷がかかり過ぎることから、外部クロックを利用したほうが良い結果になるとい
うところからです。AES/EBUのほうが圧倒的に良いだろうと私は考えていましたが、
べルデン同軸+カナレ75Ωプラグの場合に限っては、必ずしもそうではないというこ
とが判明した次第です。
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1番さんです!: 一つのクロックで全機材をコントロールしなくてはならない理由
○○です。
戦線拡大されていますね〜。
クロックに関しては
http://www.hh.iij4u.or.jp/~tokumi/archive2/sync1.html
が参考になるかと思います。
ややこしいですから、中段と最後にある結論だけでも
読まれれば、クロックジェネレーターの役割は分かると思います。
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3番さん、関井さん再登場!: 民生用低能率スピーカーをプロの中のプロが斬る!!
プロケーブル様
○○○のスピーカーはモニターには不適切です。
音の輪郭は出ていますが音楽の表現が薄い状態です。
理由は簡単で能率が88dbのスピーカーでは音楽の微妙
なニアンスは表現出来ておりません。
その具体的な例を書きます。
高能率のスピーカーでは例えばリバーブの消えて行く様子
が最後まで聞き取れますが、低能率のSPではあるレベル
まで小さく成るとストンと消えてしまいます。
そうとう大きな音で再生しなければ繊細で微妙な弱音
まで聴こえず、大きな音は部屋の影響も大きく、多くの
その他の問題が生じます。
○○○の持ち主は皆さん大きな音で聴いています。
決して悪い物ではありませんが、値段を考えると、全面的
に無条件に相談を受けた場合に推薦するとは限りません
個人的な意見としては私はモニターとして使用しません
ただニアフィールドモニターはあまり能率にこだわる必要
はありません、距離が近いので解像力が高ければ能率
が低くても上記の問題は生じません。
今回、貴殿に送ったCD「b-flat」高能率のSPと低能率
のSPでは聴こえ方が全く違います。
ぜひ同じ音量で聞き比べして下さい。
Moon Cold Studio 関井久夫
プロケーブル注:)というわけで、低能率スピーカーとプロ用高能率
スピーカーの違いへの見解、これはプロの中のプロをもってしても、
私や他のプロのかたと同様であったことが、明瞭になりました。
下記、鬼門コーナーの6番を参照してください。
6)プロ用と偽るスピーカー(大鬼門)
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2番さん再登場!: 録音に使えるベストAES/EBUケーブル!
そうそう、以前譲って頂いたAES/EBUの白いケーブル、
スタジオで使われてる○○○の同ケーブルと
比較しましたが、白ケーブルの圧勝でした。
音がちゃんとしていますね。
○
プロケーブル注:)少々話題から外れますが録音全般について扱っていきたいと考えています。
このエンジニアさんが購入されたのは、1801Bのほうでしたが、9180も同様の結果になると
思います。なお、○○○というのは、スタジオで使われているものですので、国産プロ用ケー
ブルメーカーものであっって、半端なものではありません。
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■トランペット等の録音について
プロケーブルコメント:)その後、1番さんの実験で、トランペットを同様のマイクの立て方で録音したところ、
焦点がきつ過ぎて困ったという結果が出ています。トランペットというのは、ただでさえ、ホーン形状、つまり
定在波が極小の楽器です。それに結界音響を利用してしまうと、他の楽器との落差が生まれるからこそ、そのよ
うな結果になったものと思われます。
ということは、ホーン形状のラッパ関係の楽器の場合には、普通にマイク録りしたほうが回りの楽器とのバラン
スが取れるであろうと、言えそうです。これは盲点になります。良い音響なら何でも良かろうと我々は考えがち
ですが、ここはやはりプロの実験結果を重視して、ラッパは普通に録る、これを実践したほうが良さそうです。
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■3番さん、関井さんの「超絶録音」の音質の凄さにつきまして
プロケーブルコメント:)
機会に恵まれまして、関井さんの録音を聴く事が出来ました。それはそれは想像を絶するほどのリアル感と音の
濃さであったと証言します。とにかく異常に音が濃いのです。
マイクの立て方一つでここまで違ってくるのかと、驚きに満たされております。
2番さんの実験結果がまだ来ていませんが、ここは忙しいかたがたなので、時間を待ちたいと思います。
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■3番さん、あの北海の大御所、関井さんの近況の活躍の報告が、お客様から入りました。
★お客様からの報告内容
なお、今回はぜひ報告しなければならないことがあります。
過日、札幌で行なわれたオーディオ関係の催しで、レコーディング・エンジニアの関井久
夫さんの音を聴く機会に恵まれました。機材はもちろんD-45にスチューダーのミキサー、
ベルデンのケーブルでした。うまく表現できませんが今まで聴いてきたどの音とも違い、
正に目標とするべき音という印象でした。関井さんはたいへん気さくな方で、「オーディ
オにはあまりお金をかけるな。スピーカーは能率が高くないとダメ。
適度な出力のアンプのおいしい所を使う。」など実演を交えての説明や、
レコーディングの裏話などをしていただきました。
その場にいたマニアの何人が関井さんのお話(音)をまともに受け取ったかは分かりません
が、少なくとも1人はD-45を購入したようです。
この顛末は、ある雑誌に記事として投稿されています(発刊前ですが)。また、次回(11
月)は、かの「妖刀」612銀箱を関井さんが鳴らしてくれる予定になっています。どのよう
な「天女」が登場するか、たいへん楽しみです。
また新しい展開がありましたら報告しますのでよろしくお願いします。
プロケーブル注:)これは凄いです。あの大御所が、意外なところからの登場です。さすがですね。
一体全体、この催しはどこでやっているのでしょう。
分かり次第、ここに掲載します。次回は「怪刀」を持ち出されてこられるようですので。
本日は2009年、10月22日です。
—————————————————————–
■3番さん、関井さんの動向が、お客様情報でわかりました!
★お客様からの報告内容
Subject: 関井さん情報です。
プロケーブル様、催しの日程を紹介しているホームページをお知らせするということで、
主催者の方の了承を得ております。よろしくお願いします。
〜 北海道恵庭市 ○○○○ 〜
主催者の方に確認いたしました。
次をご覧ください。
http://www2.plala.or.jp/mituyacafe/index.html
この札幌ジャズオーディオ鑑賞会の第8回、11月19日に関井さんは登場します。
この催しは、オーディオだけでなく地元のアーティスト等の紹介が中心になっております。
「趣旨に賛同していただける音楽とオーディオの好きな方の参加を歓迎します。」とのこ
とでした。
参加費用は1ドリンク付き1000円です。
プロケーブル注:)オーディオの皆さんは、本物のプロの音がいかなるものかを知るのと
知らないのとでは、その後の人生に、雲泥の違いが出てしまいます。要するに、知ってさ
えいれば、破産するなどの被害に合わずに済むということです。
ボロいくせにプロの音だと言っているような器材に騙されて大金を巻き上げられているよ
うでは、全くどうしようもありません。
本物中の本物の音を、一度でいいですから聞いておかれると良いと思います。
関井さんの音でしたら完璧です。プロの中でも特にスゴ腕のプロですから安心してお勧め
出来ます。
ぜひとも皆さんこぞって、お出かけください。
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■3番さん、関井さんのイベントの結果報告が来ました!
Subject: Re: 関井さん情報です。
プロケーブル 様、北海道恵庭市の○○です。
札幌ジャズオーディオ鑑賞会の参加報告を送付します。
よろしくお願いします。
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11月19日、札幌ジャズオーディオ鑑賞会に参加いたしました。
今回の主役は、アルテック銀箱(手違いで612ではなく614銀箱でした。この614は、鑑賞会
に参加されているD-45所有の方にお借りしたものです)で、皆さんいつもより気合が入っ
ていました。関井さん曰く「小さい614の方がシビアで難しい、612のほうが簡単」なんだ
そうです。特製のスピーカー台を使用、3時間かけてセッティング・調整し、最後はセンチ
単位でスピーカー位置を決めておられました。
他の機材はD-45、スチューダーの16chミキサーと2トラ38テープデッキ、ベルデンのケーブ
ル、WE16GAのSPケーブル(銀箱にはベルデンよりWEだそうです)という組み合わせ、なん
とスチューダーの2機種だけで1000万円以上というものです。
本番は、もちろん最初から音がビシっと決まり、銀箱本来の音だけでなく、グラフィック
イコラーザーにより銀箱からA7の音を再現させたり、高域のピークを全て抑えた現代ス
ピーカーの(つまらない)音まで再現してくれました。
ご自身が録音したCDをその録音に使用した機材で再生、また、2トラ38テープでは、ズー
ンとお腹に響く心地よい低音とリアルで何とも色っぽい中本マリが登場しました。銀箱を
鳴らすには、D-45か、そのほかでは何百万円もするものしかないそうです。
関井さんは、一般的な事として
・グラフィックイコライザーは苦労せずに音の調整ができる。
・SPケーブルは太くて短いのが良いというものではない。
・ケーブルに何万円もかける必要はない。
などとし、最後には
「オーディオはお金をかけずに工夫して音を楽しんでください。音楽は楽しくなくてはい
けません。」と締めくくりました。
おかげ様でお店にはかなりの問合せがあったようで、二十数名の参加者で満員になりまし
た。実際に御社ホームページを見て来られた方は3〜4人でしょうか。関井さんに熱心に
質問しておられました。
ほとんどボランティアで私たちのために何時間もかけて準備をし、健康的なオーディオの
あり方を指南していただき、おまけにご自身録音のCDのプレゼントまで・・、本当に関井
さんには感謝です。
なお、次回の関井さん登場は、来年5月だそうです。
北海道はこれから冬ごもりに入ります!?
〜リンク〜
会場のミツヤカフェ・ホームページ
http://www2.plala.or.jp/mituyacafe/index.html
札幌ジャズオーディオ鑑賞会・ホームページ
http://www.jazz-sakaba.com/audio/index.html
プロケーブル注:)この関井さんのイベントの顛末として、皆さん、どなたにも理解出来た
事があろうかと思います。さすがに関井さんは凄いです。もの凄い催し物だったことが文面
を少し読んだだけでも伝わってきます。
それは・・・、
1)オーディオを趣味でするならば、本物のプロの音は一度は聞いておくべきであること。
(注:ジャズ喫茶の音や、ライブハウスの音やコンサートホールの音、その程度の音では
全くダメであるということは理解出来たと思います。)
2)プロといっても、関井さんクラスの超一流のプロの音でないと無意味であること。
(注:1)の注と重複しており、同義になるのでしょうが、このことは非常に重要です。)
こんなところでしょうか。こんなところでしょう。やはり一流の音を知っておいてか
ら、オーディオなどという危ない橋は、渡り始めるべきなのです。
そのために、今、関井さんの音ほどの音ではないでしょうが、サイトのここの鬼門コー
ナーに、
66)結界音響を導入されたレコーディングスタジオ、ライブハウス等(全国版)
を、用意しております。このコーナーが充実すればするほど、この事は可能になって
きます。ただし、関井さんほどの音には絶対になり得ませんので、それは認識してお
いてください。が、それに迫る音を、全国あちこちで聞く事が出来るようになるでしょ
うか。
それと、この中に出て来るスチューダーのミキサーとスチューダーのツートラ38だ
けで、1000万円という記述。確かに超一流器材はスチューダーなのですが、プロの要
求に応えようとすると、そのレベルが要求されるという意味であり、今や現行品で売っ
てもいない上記の器材は、プレミアムが付いて跳ね上がっています。
決して誤解してはならないのは、録音でなく、音の再生をするだけならば、アレン&
ヒースのミキサーで、全く同等に近い音が出るということです。これは明確に認識し
ておかなくてはなりません。
でないと、プロ用の超一流品ばかり集める、第二の、オーディオ地獄ではなく、器材
地獄が、そこに待っているのみです。
これは特にオーディオで地獄に落ちたかたは、二度目になりますので、どなたも注意
してください。
くどいようですが、再度書きます。
■音は(プロの現場での録音ではなく)、音楽再生をするだけならば、スチューダーも
アレン&ヒースも、全く同レベルであり、全く同じ音になります、という事です。
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■3番さん、あの北海の大御所、関井さんが超絶実験をしていました!
WE(ウェスタン・エレクトリック)以後の歴史的実験になります!
札幌の関井さんがPAを担当されたライブの感想を送付いたします。
私も関井さんの影響でD45を使ってます。
またこのライブ会場で御社の電源トランスを導入した方の話を聞き
大いに興味を持ちました。
札幌市 ○○ ○○
■長山智恵子ライブ感想
2009年12月6日 札幌 ミツヤカフェ
民家を改造したミツヤカフェでボサノバ歌手長山智恵子さんのライブがありました。
PAは関井 久夫さん。
二つの部屋の四隅にスピーカーを設置しどの位置でも均等に音が聞こえるようにしたもの。
個々のスピーカーからはモノラル(残響のみステレオ)の音だが、歌手の面前の席に着いた私でも奏者とずれた位置から音が出てくるようなことはなく、目をつぶれば適度な包まれ感を味わえた。
ミツヤカフェにはJBL4348もあり、てっきりこの大型モニターも鳴っているものと勘違いしてしまったが使ったスピーカーは小型の樹脂製の箱(カラオケ用?)にマランツのフルレンジユニット(10??)を組み込んだものだけ。
柿渋を塗布したスペシャルとはいえそれほどのものではなさそう。
しかしこの小さなスピーカーだけで音量、レンジ感豊かでかつ音場まで表現させていた。
途中で録音した音と生音を切り替えて聞き比べるという珍しい企画がありましたが、目の前で聞いてる私の位置でも迷う瞬間がありました。
ノイマンのマイクやスチューダーのミキサー、クラウンD75などのプロ機器を経た音源の良さもあろうが、音響を知り尽くしたプロの技に驚嘆しました。
プロケーブル注:)この詳細につきましては、関井さんからお電話で聞いていおります。実はこのかたが書かれている通り、この場では、あっと驚くような実験を関井さんはされており、生演奏と録音を演奏中に何度も切り替えるという実験が行われていたライブでした。
実に、何度も切り替えたと本人様は言っておりました。
こんなとんでもない実験は、WE(ウェスタン・エレクトリック)がその種の実験をしたという伝説が残っているだけで(録音と生との切り替え、その時も誰一人として、それに気付かなかったそうですが)、現代でそのような証言を聞く事になろうと、誰が想像出来るでしょうか。
本人様は15センチのフルレンジを天井の各コーナーに吊り下げて、結界音響理論を用いてセッティングしたと言っておられました(このかたの報告の10cm?ではなく実際は15センチのフルレンジだったようです)。この理由は、店が満員になって、スピーカーが床に置けないので、天井吊りしか方法がなかったとの事でした。
生音が出しやすい38センチウーファーもののスピーカーではなく、15センチのフルレンジ数発で、生と録音との切り替え、そして、その切り替えに気付いた人は、WEの実験時同様、予告しながらも、このメールを下さったかた一人だけが首をかしげたりしていただけで、他には気付いたと思えるような人は、誰一人としていなかったそうです。
まさしくWE時代の伝説の再来の瞬間が、このライブであった次第です。
いづれにしましても、このような大それた実験が現代に行われていたと、これはもう歴史的な事なのですが、イベントの規模が小さい事からして、歴史には残らずに消えていくのでしょう。
後世のかたが聞いたら間違いなくびっくりする種類の事だと思いますが・・・。
プロケーブルコメント:)結局、マイクもスピーカーも同じ事と、この関井さんの実験で分かった次第です。2番さんエンジニアは、あまりにもいそがしいようで、なかなか実験するチャンスが無いようです。
マイクというのは、我々には直接的には、それほど関係のあるものではありません。が、レコーディングの質が良くなればなるほど、巷に流れる音楽は美しい音になっていきます。その点で我々に関与しているだけです。
1番さんと3番さん(関井さん)の実験から、どうやらマイクは点から80センチから1mほど離れていたほうが良さそうだと考えられます。これは驚くなかれ、割とではありますが、FORCE i や TOUR X で結界音響を組んだ時の、スピーカーのユニットと点の距離、それとあまり離れている距離ではありません。こういうところにも、結界音響の秘密が隠されているのかもしれません。
しかし、マイクがこの条件で立てられる環境に恵まれる事はプロのエンジニアのかたがたですら、それほど多くはないと思います。したがって、普段からして多用出来る種類の事ではないのでしょう。でなければ、2番エンジニアさんからも早々とコメントが入る筈です。
したがって、マイクの場合には、チャンスがあれば結界音響を利用出来るという程度にしておいたほうが良さそうですので・・・、
関井さんの、常識を超えた、あまりにも超絶的な実験を最後としまして、
61番コメント集を終了とさせていただきます。
★追記致します。
北海道のかたは恵まれています。今年2010年は、5月頃から再び関井さんが札幌にて我々アマチュアのために動き始めてくださるそうですので、彼の動向には、ぜひとも注目されていてください。場所はいつものカフェと思います。
★再度追記致します。
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■あの北海の大御所、関井さんが今年も、もうじき動きます!
プロケーブル様
いつもたいへんお世話になっております。
私は札幌ジャズオーディオ鑑賞会の代表をしている畔田(くろだ)と申します。
当会は、毎月、札幌のいろいろなオーディオを持つカフェバーやジャズ喫茶などで
いろいろな音源の聴き比べなどを行い音と音楽を楽しむ趣味の会です。
昨年は、関井氏のイベントの情報を御社のホームページご掲載頂きまして、
誠にありがとうございました。お蔭様でたいへん盛況となりました。
10月に関井氏を招いての今年3回めのオーディオイベントが行われます。
(プロケーブル注:)なんとこの10月23日の、関井さんの三回めの
イベントは、「ツートラ38のマスターテープによる再生!!」とい
うような恐ろしいイベントになっていることが調べていたら分かりまし
た。
ただのツートラ38ではなく、マスターテープです。おそろしい・・・。
みなさんおそろいで、今年最後のプロの中のプロがやってくれる奇跡を見
にいきましょう!一人で行くと、とっても怖い音だと思いますよ!!)
開催は以下の内容です。
日時:10月23日(土) 17:00〜19:00
場所:札幌市豊平区豊平5条8丁目1−6 ミツヤカフェ (MITUYA” CAFE)
連絡:011-811-5390(ミツヤカフェ)
主催:北海道ジャズオーディオ鑑賞会
http://www.jazz-sakaba.com/audio/index.html
詳細は上記の鑑賞会のホームページにも記載されております。
残りあと二回、6月と10月に関井氏を招いてオーディオイベントが同じ場所で行われる予定です。
4 月24 日(土)、6 月26 日(土)、10 月23 日(土)の3回
本件、よろしければ御社のホームページでご掲載頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
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札幌ジャズ・オーディオ鑑賞会 2010年
毎月第4土曜日17:00−19:00に開催
http://www.jazz-sakaba.com/audio/index.html
代表 畔田 俊彦
E-mail:kuroda0130@wave.plala.or.jp
Mobile:090-8636-5253
音響資料館(音の図書館)設立活動中
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マイクの使い方の最終回答 |
マイクの使い方にも音響の最終回答が利用出来る事が発覚しました!
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